このコースの対象は、「学校に通っていない（将来的に通わないことを想定されている）生徒さま」です。小学生、中学生、高校生相当の生徒さまを想定しています。

コースの特長

近年は様々な教材、勉強に関するメディアが充実してきました。その影響もあって、「学校に通っている」ことは必ずしも勉強ができるようになるための条件ではなくなってきています。というよりも、むしろ「学校に通っていない」方が自分の時間を自分に合った学習に使えることから、強みになるとすらいえる時代になっています。

私の家庭教師と塾では、そういった今の教育環境も踏まえまして、学校に通っていない生徒さまの指導も行っております。具体的には、生徒さまの現状や目標、夢などをお聞きした上で、最も適した教材（塾専用教材、市販教材）を選んだうえで、学習のフォローを行っております。

勉強の習慣があまりない場合

課題や宿題は（すでに）あるけれども、自分で進めるのはなかなか難しい、という生徒さまも多くいらっしゃいます。もちろん、自学自習は非常に強い人生の武器になりますので、いずれは身に着けてもらいたいと思っています。

しかし、当初から身に着けている必要はありません。また、教科によっては自学自習というよりも、むしろ教師がインプットやアウトプットを管理したほうがよい場合も考えられます。したがって、勉強の習慣があまりない生徒さまの場合には、２時間を超える長時間の授業をお勧めします。もちろん、途中で休憩を挟んでも構いません。重要なのは、自分にちょうどいいペースを知ることと、そのペースを踏まえて学習を継続していき、自己肯定感とともに根拠のある自信をつけてもらうことです。

目標や夢の実現に向けての支援

もしも「学校にまた通いたい」とお考えの場合には、学校の復帰がよりスムーズに進むように、学習の遅れがある場合には取り戻し、もし希望される場合には先取り学習なども行います。

また、学校が変わるタイミング（例、中学校、高校、大学への進学など）で学校への復帰を希望される場合には、生徒さまの特性に応じた学校の選択肢について、情報をご提供します。例えば、「自分の好きなことを追求したい」とか「より穏やかな環境で学習したい」とお考えの場合には、私立中学・高校の受験が向いているかもしれません。また、大学受験をされる場合には高卒認定試験の合格が必要となります。受験勉強が必要なときは、最適な教材を提供したうえで時間を有効に活用して指導させていていただきます。

使用する教材の例

生徒さまの現在の学年や、目標・夢などに応じて必要な教材はかなり異なってきますので、以下はあくまで一例程度だとお考え下さい。

私はこれからの時代、「自分で考えて表現できる」ということが、個性を尊重するため／してもらうためにも非常に重要だと考えています。そのため、国語をはじめどの教科を指導する場合においても、知識を丸暗記してもらうというよりかは、教師との対話を通じて自分の考えを表現できる力を身に着けてもらうことが狙いです。

例えば、小学生の生徒さまでいえば、出口先生の『論理国語』シリーズはディベートやプレゼンテーション発表の方法も載っていますので、お勧めできます。また、中学生の生徒さまでいえば、『国語長文難関徹底攻略30選』という国語教材は一つ一つの文章や設問について、より深く考えるためのガイドがかなり詳しく載っているのでお勧めできます。さらに、高校生の生徒さまについては、国語は『ドラゴン現代文』など解答解説が非常に詳しいもの、数学は『入門問題精講』などのやはり詳しい説明のもの、英語も単語帳は『LEAP』など定評がありかつ詳しいもの、英文法や英文解釈、英語長文、リスニング・スピーキングについても、それぞれ評価が確立しているものを使用します。

そして、教材はただ「買うだけ」では意味がないため、授業中はもちろん、授業外でも活用していただけるよう”LINE”や”Study Plus”などのSNSを利用して、生徒さまの進捗管理を丁寧に行っていきます。