小学生コース(標準)
このコースの対象は、「公立中学校への進学や、公立高校への進学をお考えの小学生の生徒さま」です。
コースの特長:「勉強への抵抗感の減少」「国語力の基礎作り」
特に小学生の生徒さまには、「勉強を楽しいもの」だと思ってほしいと考えています。
そのため、教師としては生徒さまに達成感を持ってもらえるように適切なレベルの教材を使用します。
使用する教材は塾専用教材が多いですが、場合により定評のある市販教材を使用することもあります。
また、中学校や高校に比べて授業の進度がゆっくりである(ただし、呉市の場合宿題は多めですが)ことが多いことから、その余裕を活かして1つ1つの読解問題や文章問題に丁寧に取り組む姿勢を育てます。
さらに、呉市の家庭教師の白井の特長である「国語指導」も小学生からスタートすることで余裕をもって結果を出すことができます。「読解問題が苦手だ」「読書の習慣が(あまり)ない」という方は、ぜひご検討いただければと思います。
達成を目指していること
小学生の生徒さまの場合、保護者の方が勉強を見られていることが多いのではないでしょうか。
しかし、あまりに距離が近すぎることからうまくいかなかったり、やる気がなくなってしまったりということが結構起こっています。
そのため、指導経験が豊富な教師が代わりに勉強を教えるだけでも、ご家庭の精神的な負荷はかなり小さくなることが多いです。
また、小学生の生徒さまで「まじめだけれども勉強の方法がよくわからない」という方の場合は、教師が宿題を出したり、丸付けや復習の仕方を教えることで、もともとのまじめな性格を活かして自学自習するようになってくれる可能性も高いです。
ご家庭の手間暇が減ることは言うまでもありません。
さらに、小学校は内容の進み方のペースが中学や高校と比べてそこまで速くないことが多いため、「先取学習」や「さかのぼり学習」といった、先の単元に進んだり、前の単元に戻って復習したりといったことが容易にできますので、こちらもご相談いただければと思います。
さらに、「国語の読解・記述」の指導を小学生のうちから始めることによって、整った日本語を読んで、書く訓練ができます。
中学生以降、国語が苦手になってしまう人というのは、小学生時代の国語の土台作りが不十分だったことに要因があることが多いです。
反対に、国語が得意な人は、中学生や高校生以降に勉強したというよりは、むしろ小学生時代から国語について意識的に取り組んできた、という方が多い印象です。
そのため、呉市の家庭教師の白井では、小学生時代から国語の読解・記述力の練習に取り組んでいます。
使用する教材の例
主に塾専用教材を使用します。塾専用教材の例としては、『ワーク(エデュケーショナルネットワーク)』や『ウィンパス(文理)』や『NEW小学生ワーク(学書)』などの通年教材、あるいは『毎日の計算トレーニング』『漢字ガイダンス』などの補助教材などがあります。
また市販教材としましては、『出口式 論理国語』シリーズや、『ふくしま式』シリーズなどを必要に応じて使用します。
なお、誰にどの教材を使用するのかは、生徒さまの状況や目標を丁寧に聴き取ったうえで、ご家庭と協議して決めます。
また、購入した教材は無事にやり切れるように、宿題を定期的に出すことによってフォローします。
中学受験コースへの移行
生徒さまの中には、最初は学校のフォローのために標準コースに沿った学習をしていたけれども、やがて十分な力がついたので中学受験を希望されるということもあります。
その場合には、中学受験コースに移行し受験勉強を始めることもできます。
なお、理想的な以降のタイミングは小学4年生から小学5年生の前半くらいですが、学力と志望校に応じてはもう少し遅らせることも可能です。
英検・漢検への挑戦
小学生の段階で英検や漢検に挑戦して、それぞれ適切な級を取得しておくと、中学生以降の学習がより容易になります。
もちろん、各教科(とりわけ、国語や算数について)余裕がある状況が必要だと思うのですが、家庭教師を利用することによって、この余裕を得ることが結構できています。
そのため、英検でいえば5級や4級、漢検でいえば学年に応じた級の取得を支援することもできますので、こちらもご検討ください。
お客様の声
対応科目について
国語、算数、英語、理科、社会を中心に指導しています。それぞれの科目と、「その他」についても説明します。
国語
最近は大学入試や高校入試において、あらゆる教科で「読解力」「記述力」「表現力」が必要になってきています。それらの根底にあるのは、もちろん「国語力」です。
しかし、国語に対応する教育サービスがあまりない(と思われる)のは、国語を教える場合にはインプットだけでは不十分でアウトプットのフォローも必要だからです。両方のフォローをするには、教師にもそれなりのスキルが求められます。
私の家庭教師と塾では、国語指導を大切にしています。とりわけ、小学生の場合は「国語力」をつけるには最適の時期であるため、国語は強調しております。国語指導においては、「なぜ?」と問うことや、そういう質問ができる空気づくりが重要です。私は国語における論理の種類や、一文の分析といった技術的なことから、本文内容の背景知識や用語の考え方についても、できるだけ「あとで自分でも考えられる(再現性)」ように留意して指導しています。
算数
算数には、計算の要素と文章問題読解の要素、そして図形問題の要素などがあると考えています。それぞれについて、分けてご説明します。
まず「計算の要素」ですが、こちらについては「量」が重要であるため、計算ドリル的な教材を用意して宿題でやってもらうとともに、計算の工夫・省力化などについても指導します。
次に「文章読解問題の要素」ですが、こちらについては「量」と「質」が重要です。そのため、一緒に例題を解き、複数の考え方を示したうえで選んでもらい、そのうえで宿題などで反復して練習してもらうことで、文章を読解して式を立てる練習をします。
最後に「図形問題的な要素」ですが、とりわけ立体については平面の教材では限界があるため、実際に模型を作ったり、作ってもらったりします。複雑な図形については、とりわけ立体を頭の中に思い描いてなるべくシンプルに考えることが重要なので、立体を平面に直す練習もします。
英語
私は英語については、「国語力あっての英語」だと思っている一方で、「リスニング」や「発音」などについては小学生からやったほうがいいような気もしています。
そのため、「読み書き」と「話す聞く」は分けて考えています。すなわち「話す聞く」のほうは、小学生向けの教材を利用して取り組んでもらいます。必要に応じて、英会話サービスなどをいくつか紹介することもあります。
また、「読み書き」については、単語や熟語、文法から始まり、一文を訳し、長文に取り組むという全体像を念頭に置いて、まずは英検5級レベルの勉強から始めます。過去問題集は市販のものを利用しますが、必要に応じて塾専用の英検教材を使用します。
社会
暗記の要素もけっこうあり、また小学生の間に暗記しておくと役立つことも多い社会科なので、なるべく知識と知識がリンクして、思い出したいときに思い出せるような記憶になるよう指導します。例えば、地理ならば地図上の場所と場所の位置関係が頭に描けるように、歴史ならば年表上の位置関係です。これらを円滑に指導するために、塾専用教材を使用し、また市販の用語集なども活用します。
さらに、最近は考えて記述する問題も増えています。これらに対応するために、知識を実際に活用する問題(塾専用教材などに多い)を一緒に考えて、最後は自分で解けるようになってもらいます。
理科
覚える内容も結構ありますが、実験や観察をもとに考える問題もある理科は、大変ですがやりがいのある科目です。そのため、フルカラーで資料も豊富な塾専用教材を使用したうえで、同じくフルカラーで市販の定評のある用語集、資料集を使用します。
小学生向けの理科は、身近でイメージしやすいものが登場するため、小学生の生徒さまは結構興味を持ってくれます。これを活かし、将来的な中学校や高校での抽象的な理科学習を円滑に進めるために、まずは基礎となる知識や考え方、書き方を指導します。