この冬(2025年12月)、当三条教室で指導していた生徒が、呉青山中学校に合格しました。
いわゆる「逆転合格」というよりも、毎日少しずつ積み上げていった結果の先にあった合格だったと感じています。
今回は、その指導の記録を振り返りながら、合格までの道のりをまとめます。

あわせて読まれているページ


指導開始時の様子(小学6年生の春)

こちらの生徒さんがいらっしゃったのは、小学6年生の春頃でした。
実はそれ以前にも家庭教師の指導を受けた経験がおありだったのですが、その際には、

  • 疑問点をうまく質問できない
  • 間違えることを極端に恐れる
  • 表情が硬く、委縮してしまう

といった様子が見られ、思ったように成績が伸びなかったそうです。
ご家庭としても「このままだと、合格は厳しいかもしれない」という不安が強く、もどかしさを抱えられていました。


まず大切にしたこと

指導を始めるにあたり、また継続するにあたって意識したことは、
「教えること」ではなく、「安心して学び続けられる条件を整えること」でした。

  • 頭ごなしに否定せず、納得を優先する
  • 考えた過程を言葉にしてもらい、本人の思考パターンを把握する
  • できたことを明確にし、できたことを素直にほめる

こうした当たり前のことを、丁寧に積み重ねました。
すると紆余曲折はありましたが、少しずつ

  • 自学自習して、その成果を見せてくれるようになった
  • 間違えた問題を見直して、質問してくれるようになった

と、はっきりとした変化がみられるようになりました。
これは中学受験では特に重要なことなのですが、「受験勉強を他人事ではなく、自分事として考える」という姿勢が育ってきたことを意味します。


受験期と合格

このようにして1学期や夏休み期間を過ごしたことで、秋以降は「何をするか」が整理され、過度に切羽詰まることが減りました。
学習の中心は、基礎の確認と適度な演習の繰り返しです。

秋以降に取り組んだこと(具体例)

  • 国語:マーカーペンを活用し、解答根拠に使う本文箇所を特定。本文の言葉を使って答えることを徹底し、このルーティンを繰り返し練習。
  • 算数:計算練習の習慣づくり。典型問題の解き方を自分の言葉で説明できるようにし、問題に当てはめる練習。文章題では重要箇所をマーカーペンで塗って整理する練習。
  • 面接:想定質問を整理し、キーワードと解答の型を作成。原稿を作ったあとは、言い換え練習を重ね、自分の言葉で話せる状態まで仕上げました。入退室のマナーも動画などを活用して練習。

※面接原稿は「丸暗記」ではなく、要点を押さえたうえで本人の言葉で話せるように練習しています。

幸い、呉青山中学校の過去問は3年分いただいていましたが、それらも何度もやり切り、過去問には様々なマーカーの跡や付箋がついています。

※受験校のオープンスクール・学校説明会について
受験直前の忙しい時期であっても、可能であれば参加されることをおすすめします。過去問や情報を得られるほか、本人のやる気がより具体的になります。

冬になり、受験直前になっても特に崩れることはなく、面接対策も万全にして本番を迎えることができました。
そして、先日合格のお知らせを聞きました。
そのときは、今までの着実な積み重ねが実り、生徒さんやご家庭の努力がこうして形になり認められたということで、心から「よかったですね」という気持ちでした。

今回の指導で特に重視した「型」

※体験記は「結果」中心、上のページは「再現手順」中心です。


合格後の学習について(現状)

合格は受験のゴールですが、これからの学習のスタートでもあります
現在は、

  • 英検4級合格を目標に英語学習
  • 漢字検定4級合格のための漢字学習

を進めています。どちらも、これからの学習においてとても重要なチェックポイントになります。
とりわけ英語学習は、中学受験を終えてひと段落ついた環境で、「苦手にならないこと」を第一に、文法学習を中心に行っています。


同じようなお悩みを抱えるご家庭へ

以前の家庭教師指導が合わなかったとしても、その子に合う学びがない、ということではありません。
環境やかかわり方が変わることで、子どもは驚くほど表情を変えて前向きに学び始めるものです。

もしも現状、
「今の学習環境が本当にあっているのだろうか」
と感じておられるなら、思い切って環境を変えてみるのも良いかもしれません。

呉市の家庭教師の白井の無料体験(面談)では、今の状況を伺ったうえで
「どこから立て直すのが最短か」
「お子さまが続けやすい学習の形はどれか」
を一緒に整理します。気になる方は、お気軽にご相談ください。

同じようなお悩みの方へ(次に読まれる記事)