呉三津田高校の大学進学傾向と公立入試状況

呉三津田の進学実績(特に広島大学)公立高校入試の倍率(志願倍率)
広島県入試の近年の傾向を、公式資料ベースで整理します。

※本ページは「入試の学習戦略づくり」のための整理です。最終判断は、必ず公式発表・学校説明会・募集要項をご確認ください。

呉三津田の大学進学傾向

呉三津田高校は、呉市内の伝統校として国公立大学志向の強い学校です。
特に広島大学は、進路の中心になりやすい大学のひとつです。

ただし、ここで一番大事なのは、
「呉三津田に合格=広島大も確実」ではないという点です。
同じ学校の中でも、大学受験の結果は大きく分かれます。

注意(重要)

「合格したら何とかなる」と思っていると、入学後に学習が追いつかず苦しくなりやすいです。
呉三津田は授業スピードが速めで、課題量も多くなりやすい(学校文化として“受験前提”になりやすい)ため、
入学後を見据えた準備が重要になります。

具体的には、受験勉強の段階から
「英数の先取り」だけでなく、国語の読解・理社の積み上げも含めて
“学校内で上位を狙える土台”を作っておくのが安全です。

呉三津田の公立高校入試状況(倍率)

呉三津田は近年、一次選抜の最終志願倍率(志願変更後)
1.0倍を下回る年が続いています(年度で変動あり)。

一次選抜(全日制・本校)最終志願倍率(志願変更後)

※「志願倍率」です(当日の欠席等を含む「受検倍率」とはズレることがあります)。
※公式の一覧PDF(令和7年度資料+参考として令和6年度)を元に整理しています。

年度 呉三津田(普通) 広(普通) 呉宮原(普通) 呉市立呉(普通)
令和7年度 0.90(179/200) 0.99(198/200) 1.13(226/200) 1.18(188/160)
令和6年度 0.88(175/200) 1.05(209/200) 1.08(216/200) 1.17(187/160)

ここは誤解しやすいポイント

「倍率が低い=楽に通える」ではありません。
呉三津田は、入学後の学習密度が高くなりやすい学校です。

  • オープンスクール・説明会に参加して、課題量や学習ペースの“肌感”を確認する
  • 先輩・保護者など、実際に通っている人の話を聞く
  • 「高校に入ってから」困らないように、中学のうちから英数だけでなく国語・理社も固める

呉三津田の配点(特色枠・一般枠)

呉三津田高校は、一次選抜で
特色枠(50%)→一般枠(50%)の順に選抜されます(年度で変更の可能性あり)。

令和8年度入試の「実施内容シート(一次選抜)」をもとに、呉三津田(普通)の配点を整理すると以下の通りです。

出典について:

広島県教委「令和8年度 広島県公立高等学校入学者選抜 実施内容(一次選抜)」を基に作成。
正確な数値・最新の変更は、必ず公式サイトをご確認ください。

学力検査 調査書 自己表現 傾斜配点
特色枠 400点(※250点を換算) 400点(※225点を換算) 200点(※30点を換算) なし
一般枠 600点(※250点を換算) 200点(※225点を換算) 200点(※30点を換算) なし
  • 特色枠:学力検査と調査書が同じ重さ(どちらも40%)になりやすく、
    中学校の成績(内申)の影響が相対的に大きめ。
  • 一般枠:学力検査の比重が大きい(60%)ため、
    当日の得点が強く影響しやすい。
  • どちらも傾斜配点がないため、5教科+実技・内申まで含めて「抜けのない学習」が強みになります。

広島県の公立高校入試の近年傾向(簡易版)

各科目の詳細は別記事で深掘りできますが、ここでは大つかみだけ整理します。

  • 平均点の変動が大きい年がある:たとえば令和7年度は、国語平均が
    21.4点(50点満点)で、前年度(令和6年度 29.5点)から大きく下がっています。
  • 科目ごとに得点分布の形が違い、“伸ばしやすい科目/差がつきやすい科目”が変わります。
    対策は「苦手つぶし+得点源の強化」のセットが安定です。
  • 県教委の分析では、文章や資料から得た情報を、既習知識と関連づけて考察し、
    自分の考えを表現する力が課題になりやすいと整理されています。
    → 普段の学習で基礎を固めつつ、入試形式で“使える形”にしていく練習が必要です。

(家庭教師の白井)現実的な対策イメージ

  • 国語:記述は「型」→「要素拾い」→「時間配分」の順で固める
  • 英語:長文の精読より先に、本文処理スピードを上げて失点を減らす
  • 理社:一問一答だけで止まらず、資料読解・理由説明に慣れる

その他(高校再編など)

広島県教委は、県立高校の在り方についての基本計画(第2期)を公表しており、
計画期間は令和6年度〜令和15年度とされています。
将来の再編の議論は続く可能性があるため、気になる方は公式資料を定期的に確認するのが安全です。

学年別の“構え方”(目安)

  • 中2以上:入試・卒業までの影響は基本的に小さめ。まずは学力づくり優先でOK。
  • 小5〜中1:入試時点では大きく変わらなくても、在学中に制度や環境が動く可能性があるため、公式発表にアンテナ。
  • 小4以下:入試まで時間がある分、情報は“追いすぎない”。ただし年1回くらい公式資料を見てアップデート。

不安がある場合は、学校選びの段階で「通学・部活・課題量・校風」をセットで確認しておくと、
入学後のミスマッチが減ります。

出典(公式リンク)

  • 広島県教委:令和8年度 公立高校入試(まとめ)
    (公式ページ)
  • 広島県教委:令和8年度 実施内容(一次選抜)実施内容シート(広島市・呉市ほか)
    (PDF)
  • 広島県教委:令和7年度 公立高校入試 一次選抜等の志願状況(参考として令和6年度も収録)
    (PDF)
  • 広島県教委:一般学力検査の結果の概要(平均点・分布など)
    (PDF)
  • 広島県教委:今後の県立高等学校の在り方に係る基本計画(第2期)
    (公式ページ)

※学校の進路実績(大学合格者数など)は、学校公式サイト・進路実績PDFの最新版で確認してください(年度で変動します)。

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