教材

「家庭教師の白井」で購入したもの、実際使用したものについて、レビューしています。

それぞれの教材には、対象としているレベル層や目的としている効果に大きな違いがあるため、実際に購入する場合にはそれぞれの生徒様の状況をよく考えたうえでご提供しています。

とはいえ、実際に使用した/している教材は大変多いのでここで紹介しているのはほんの一部です。

塾用教材

塾用教材は、基本的に塾関係者以外は入手することはできませんが、内容は充実しています。特に、小中学生は塾用教材のほうがよいでしょう。

ちなみに、私は主にこちらの「CHUOHネットショップ」さんで教材を仕入れています。

https://www.shop-chuoh.com/

こちらでは、塾関係者しか購入できませんが、もしご希望がありましたらお取り寄せ可能です。

また、エデュケーショナルネットワークさんのHPも利用することがあります。

https://www.edu-network.jp/shop/

必修テキスト

教科書ワークなどの市販教材でも有名な「文理」さんの塾用教材です。

主要な教科書にそれぞれ準拠しており、私は特に国語の準拠版が気に入っています。

それは、国語の課題文に対する記述問題が同社の出版する教科書ワークと比較して、記述量が多く、また問題設定や解答例もよいからです。

※個人的に国語のワークは、問題設定や解答例などに結構質の差があると思っており、教材選びや使い方が重要です。

新演習

「エデュケーショナルネットワーク」さんの出版している問題集です。

同社の出版している準拠版問題集として「ワーク」がありますが、新演習は非準拠版となっています。

また、公立高校受験など標準レベルの指導に向いている「標準新演習」のほか、発展レベルの「発展新演習」や、中学受験用の「中学受験新演習」などがあります。

いずれにしても、ボリュームは200ページくらいあってかなり多く、これを全教科そろえておけば、勉強量は確保できるのではないかと思います。

※さらに万全を求める場合には、他の準拠版、非準拠版問題集を用意するとよいでしょう。

一方で、解答解説が非常に簡素で、要するに「わかっている人向け」です。おそらくこれだけを見て自習するのは結構難しいのではないかと思っています。

その意味でも、塾で使うことを想定している教材なのだと思います。

小学問題集 コア

小学3、4年生は国語と算数、5,6年生は国語算数に加え、理科と社会も提供されています。

塾用問題集でありながら、フルカラーでとっつきやすく(価格もほかの教材とほぼ同じ)、さらにレベル的にも教科書以上、受験未満といった感じで、このレベル帯の生徒様を指導する際には非常に役立っています。

とりわけ、国語では同じ文章が複数回にわたって出題されており、1回目に読んだ文章を、2回目には違う設問を解くために読解する、といったことができます。したがって、読解力の指導にも向いていると思っています。

解答冊子も、本冊の縮刷に答えが印字されているという形式なので、生徒様が丸付けをするのにも向いており、まさに個別指導と宿題のバランスをとるのに最適の教材です。

ウィンパス

レベル的には、学校のテスト(カラーテスト含む)に対応しています。

したがって、このウィンパスが向いている生徒様というのは、学校のテストに向けてしっかり対策して、100点や良い点を取りたい、というレベルの方です。

問題量は、そこまで詰め込みすぎでなく、他方であまりにも難易度が低いというわけでもありません。

※自習も可能といえば可能ですが、フォローも必要です。

逆に、学校の教科書の理解が怪しいという方(「あいキャン」や「フォレスタ」などがよい)や、学校の授業が簡単すぎて面白くないという方(「コア」などがよい)、中学(難関校)受験レベルの内容を期待されている方(「中学受験新演習」や、「発展新演習」などのほうがよいです)、は別の教材のほうが良いでしょう。

スマートワーク

「エデュケーショナルネットワーク」さんが新しく作ったシリーズで、数学と英語があります。

内容としては基礎~標準レベルとなっています。

つまり、平均点に届かない生徒さんが平均点に届くように、教えるのに最適です。

また、高度な内容は含んでいないため、宿題として繰り返し基礎を定着させるのにも向いています。

新ワーク

新ワークは、中学生向けの定期テスト対策用の問題集です。

それぞれの教科書に準拠していることから、学校のテストで好成績を残し、内申点を上げることに役立ちます。

なお、このような準拠ワークはほかにもある(必修テキストなど)のですが、新ワークの最大の特徴は解答解説が本冊の縮刷になっていることです。

そのため、答え合わせがとても楽に行えるため、生徒様の自習により向いているといえます。

市販教材

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小学生向け

田代式 中学受験 国語の「神技」

国語力を「読む力」と「書く力」とに分け、それぞれについてどのように教えたらよいのかということについて解説している、まさに塾の先生向けの書籍です。また、中学受験ということなので、自宅で学習して合格を目指す保護者の方にも良いかもしれません。

中学入試 国語 読解問題なんかこわくない: 誰でもつかえる読解テクニック

国語の読解問題の方法を小学生でもわかりやすい言葉で、かみ砕いている本です。筆者は有名な浜学園の先生であり、また内容もそれに見合ったものでもあります。ここに書かれている内容は、中学受験のみならず、高校受験や、ひいては大学受験でも役立ちます。というよりも、本書の内容は学年が進むほど理解が深まるので、何度も立ち返って読み返す価値があると思います。

自習中心で中学受験合格を目指す小学生から、国語の技術に不安がある中高生までおすすめです。

ふくしま式で最難関突破! 男女御三家・難関校 中学入試国語を読み解く

最難関中学受験と銘打っているものの、この本は国語力を「いいかえる力(同等関係)」「くらべる力(対比関係)」「たどる力(因果関係)」の3要素に整理し、合理的に(再現可能性を持って)国語の問題を解くにはどうすればいいのか、ということを追求しています。

ただ、この本はあくまで「教える側」に向けて書かれているので(タイトルにもありますが)、これを国語が苦手な生徒様に与えるだけでは不十分でしょう。

※生徒様に直接与える場合は、1つ上の「読解問題なんてこわくない」のほうがおすすめです。

立ち位置的には、上記の田代式とよく似ており、教える側にとってあいまいだった部分を明確にしてくれる、またとない本です。

中学生向け

国語長文難関徹底攻略30選

私が国語の指導を始めたころに購入し、現在でもずっと使っている「もっともお世話になった」問題集です。

国語の読解・記述問題についての解説が非常に詳しく、単に解答根拠を一言説明するだけの問題集とは一線を画します。

例えば1つ目の文章では、登場人物の気持ちの「変化」について説明する問題があるのですが、こちらではまず「変化を説明するためには、①変化の前、②変化のきっかけ、③変化の後の3つを説明する必要がある」ということから始め、具体的な内容を本文から拾ってきて構成するという国語の問題の「王道」をいく説明を行っています。

国語を自習して上達したいという中学生や高校生の方にはうってつけの問題集です。

※ほかに、古文や数学、英語などのシリーズもあり、こちらもおすすめです。

高校生向け

ちくま評論入門

ほかに「小説入門」など類書があります。

高校現代文は、中学国語までと違い普段なかなか読まない硬派な文章も読むことになるため、普通の読書ではなかなか高校現代文が読めるようにならない、という問題があります。

したがって、高校で学習するような文章をダイジェスト的に触れられる本としては、こちらの「評論入門」や「小説入門」がおすすめです。

京大入試詳解25年 現代文-2019~1995

駿台文庫からは、他教科や東大のものも出ています。しかし、同じ現代文であっても東大のものと京大のものは執筆者が違うらしく、個人的には京大の現代文のほうが解説が客観的で、再現性があると思っています。

確かに、京大ということもあり、内容は高度ですが解説を見ながら本文を読解し、また答えを記述することで高1から国語力を時間をかけて鍛えることができるのではないでしょうか。

(マセマシリーズ)

数学の参考書、問題集は非常に多いですが、個人的にはこのマセマシリーズが、苦手な方も含めてよいのではと思っています。

というのは、途中式を省略せず、「わかっている人(だけ)向け」の解説ではないため、苦手な方でも自習することが十分に可能だからです。

マセマシリーズは、レベル順に以下のものがあります。

  • 初めから始めるシリーズ
  • 初めから解けるシリーズ
  • 元気が出るシリーズ
  • 元気に伸びるシリーズ
  • 合格 数学シリーズ
  • 合格 実力UP問題集シリーズ

※上記よりもさらに上を目指す方向けのシリーズもありますが、割愛します。

ここからはじめる受験数学

姉妹本として「II・B」バージョンもあります。

駿台の本というと、ハイレベルな印象がありますが、こちらは標準レベルの内容に徹し、かつ重要な定石の説明を行っているため、数学の復習を(チャートなどより)ざっと終わらせたり、あるいは教科書・チャート、4STEPから入試問題の橋渡しとして、使用するなどの用途が考えられます。

いずれにしても、非常に便利な本です。

英語の構文150

高校英語は、単語帳や文法書、そしてもちろん教科書や各種ワークなどが学校で配られますが、意外と構文の本は抜けていることがあります。構文学習では、覚えた単語や文法を使って長めの一文や、ちょっとした文章(長文ではない)を訳す練習をします。

この「英語の構文150」は、ボリュームや難易度を考えても、進研模試などの基本的な模試に対応するには最適だと思います。

発音できれば聞き取れる! リスニング×スピーキングのトレーニング

基礎編と演習編があります。

※また、姉妹本として「英作文のトレーニング」もあります。

学校教材で十分な場合もありますが、英文を聞いて質問に答える問題の経験を多く積むことができます。

注意点は、CDが付属せず音声をダウンロードする必要があることです。

基礎英文解釈の技術100

ところどころ和訳がわかりづらい(というより誤解を招く)ところがありますが、内容やコンセプトは学習する価値がある有名な本です。

※塾用の教材としては、類書に高校新演習の「英語構文」があります。

世界史ノート(日本史ノート)

山川出版社が出している、教科書準拠のインプット系問題集です。

よく知られている、世界史B、日本史B準拠のもののほか、世界史A、日本史A準拠版もあります。

特に授業がプリントやパワーポイントのみで、板書やノートをとる機会がない場合には、暗記するためのツールとして持っておくことをお勧めします。

その他

コクヨ ノート ソフトリング 80枚 セミB5 無地 ス-SV308W-W

「家庭教師の白井」では、主にこのノートを使用しています。

無地のノートが個人的に好きだというのもありますが、ほかにも「ミシン線があり、簡単に切り取れる」「ソフトリングでありながら丈夫である」「簡単に全開きにできる(勝手に閉じない)」「表紙が白なので自分だけの表紙が作れる」「80ページもあり、寿命が長い」などの利点があります。

高校時代に「ノートをケチるな」という話を聞いた記憶があるので、最近はそうしています。

三菱鉛筆 鉛筆 ハイユニ 2B 1ダース HU2B

この有名なハイユニ鉛筆は、ほかの鉛筆と比較して摩擦(?)が少ないため、きれいな字を書くことと、速く書くこととを両立することができます。

実際、字の丁寧さは普段の勉強やテストでも重要ですので、特にほかにこだわりがないなら自分への投資だと思って使ってみることをお勧めします。

コクヨ ファイル クリヤーブック ノビータ A4 40枚 透明 ラ-N40T

模擬試験の問題を散逸させずに保管しておくためには、ポケット式のファイルが良いでしょう。

人によっては、模試の種類ごとに分けて保管している人もいます。

また、定期テストの問題も残しておくとよいです。

ステラナビゲータ11

他にもSpace Engineなど、宇宙系のシミュレーションソフトはほかにもありますが、地上から見た夜空を再現できるのは、ステラナビゲータが最も優れているように思います。

日食や月食などの天文現象のほか、金星や火星などの惑星の動きを視覚的に学びたい方にお勧めです。

参考記事:「宇宙」分野の指導

あさきゆめみし

古典の名作「源氏物語」の漫画版です。

学習漫画にありがちな、「ためにはなるけど、面白さが不十分」というような、ことはこの「あさきゆめみし」に関しては全く無縁です。

※というよりも、そもそも学習漫画ではない。

原作者紫式部のテキストを、美麗な絵と精妙な言葉遣いで表現しており、個人的にこれを超える漫画作品を見たことは、今までありません。(これからあるかも、疑問です)

したがって、人生観を深めるのにも役立ちますし、なにより受験生にとって古典常識や源氏物語のストーリーと面白さに触れる、絶好のチャンスだと思います。