呉市の「家庭教師の白井」は、地域密着型家庭教師として、次の指導理念を大切にしています。

1.生徒様との対話を大切にする

1対1の個別指導は、生徒様との心理的な距離が最も近い指導形態であり、そのメリットを最大限に生かすためには、生徒さまとの対話を大切にしなくてはなりません。

家庭教師・塾というのは、生徒様のご家庭内の関係(親子関係)よりは遠いですが、学校の先生と生徒の関係よりは近い、というのが理想的です。

したがって、目の前の問題の答えのみならず、学習全般についての相談や、将来についての相談、あるいは雑談でもよいのですが、生徒さまとの信頼関係を構築することが必須です。

 

また、生徒様と対話することによって、教師としては生徒様についての様々な情報が得られます。

それは、定期テストの点数などの具体的な数値と言っただけではなく、数値化するのが難しい現状での学力・理解度も、生徒様と直に対話することによってよくわかります。

そして、対話によって得られた生徒様の現状をもとに、指導プランを随時微調整していくということが、私のやっていることです。

 

そのため、生徒様としてもできるだけ教師にいろいろなことを話し、相談してほしいと思っています。

学業についてのことでなくてよいので、広く日常生活で感じたことや思ったことなどを教えてもらえたら、それも指導に生かせます。

2.保護者の方との協働を大切にする

いかに家庭教師・塾を利用するといっても、最も長い時間を過ごすのは家庭であり、学校です。

そのため、家庭や学校でいかに充実した時間を過ごせるか、ということ、あるいはいかに充実して過ごせるようにするのか、ということが家庭教師・塾にとって重要な使命です。

 

具体的には、保護者の方に対して「どのような指導をしていて、それがどのような結果になったのか」ということをご報告するのはもちろん、「ご家庭でどのようなサポートをするのがベストか」ということもお伝えします。

そして、「教師がすべきこと」「生徒様がすべきこと」「ご家庭がすべきこと」をしっかりと分類し、チームとして学力向上・目標達成につなげていきます。

 

したがって、私の家庭教師・塾では、学校課題に余裕がある時期・状況下では、(生徒様のレベルで十分可能な量と質の)宿題を出します。

宿題のチェックも、「単にやったかどうか」を超えて、「本当に理解したのか」や「本当にできるようになったのか」ということを確認するよう努めます。

3.受験情報・教材情報についてアップデートを大切にする

受験を取り巻く環境は、毎年変化しています。

教材についても同様で、毎年優れた教材がいろいろ出版され、受験事情に合わせています。

そのため、呉市の「家庭教師の白井」としては、受験情報・教材情報ともに最新であることを理念としています。

また、実際に得た情報を資料化して、ご家庭にご提供することも行っています。

 

受験で合格するためには、単に漠然と「学力」があるだけでは不十分なことが多いです。

そのため、「どの受験日程・形式で行くのか」ということや「その日程・形式に合わせてどのような勉強をするのがベストか」といった戦略立案も行い、より安心して受験を通過できるようにサポートします。

4.特に国語指導についてベストな指導力・能力を追求する

教育サービスとして当然ですが、わかりやすい指導や、成績を伸ばし合格していただく指導を追求していきます。

教師は様々な教材や問題集を持っており、それらは自分でも解いています。

それは、上記の教材情報をご提供するためでもありますが、他方で教師自身の学力・指導力を高めるためでもあります。

 

また、実際に指導する中での私自身の気づきやお客様の反応なども大切にしています。

ベストな指導法というのは、生徒様個々の状況・性格などによって異なりますが、共通することもあると思っています。

そのため、生徒様にベストな教育環境をご提供するため、教師自身の学力の研鑽も怠りません。

 

そして、様々な教科を教師自身が学ぶ中で、とりわけ私の看板になっているともいえる「国語指導」については特にこだわりたいと思います。

国語力というのは、一朝一夕には身につかない一方で、正しいやり方で努力すれば身につく種類のものです。

私自身、学生時代は「国語って本当に勉強する必要があるのか」と思っていたのですが、今はその国語を活かして仕事をしています。

したがって、生徒様にも「国語を自分のものにする楽しみ、喜び」というものが伝わるような授業づくり、そしてそのための教師自身の学習も進めていきます。

終わりに:教師の価値観

様々な生徒様と出会い、また実際に授業をする中で私自身の価値観も変わってきました。

クラブや部活動、課外活動について、以前は勉強のほうが大事だと思ってきましたが、最近はバランスが重要だと思うようになっています。

具体的には、全力で何かに打ち込むということは勉強に限らず、なんでも大事なことです。

 

他方で、勉強の重要性が自分の中で低下したのか、といえばそうでもありません。

「勉強」ということばの指す範囲が拡がったといったほうが、適切です。

勉強ができる、学力がある、思考力・自分で考える力がある、というのは充実した人生を送るために不可欠の能力です。

また、目標に向かって自分を律しながら努力できる、という体験もまた、若いうちにやっておくべきだとも思っています。

 

したがって、「家庭教師の白井」としては、生徒様がより充実した人生を実現できるように、対話を大切にしながら、言うべきところは主張し、また生徒様にゆだねる勇気も持とうと思っています。