呉市で家庭教師をお探しの方へ|生成AIを活用した最新の指導事例
学習塾・家庭教師サービスと生成AIの組み合わせが生む成果
ここ数年における、一番の変化(衝撃)としては、生成AIの登場ではないかと思います。
とりわけ、Chat GPTは、自然言語でやり取りができるため、これまではAIを活用してこなかった層にとっても、AIがとても身近になったものと思われます。
呉市の家庭教師の白井でも、生成AIはいまや必須の仕事道具となりつつあります。
※また、呉市内の学校(というよりも、広島県内)においては、電子機器(タブレット)が生徒1人1人に配布されるようになっており、今後のICT社会に向けた人材を育成しようというビジョンが垣間見えます。
とりわけ、英作文や、面接の応答における原案など、人間が一から作るには結構時間を要するものについても、生成AIを活用することによって、非常にスムーズに作業を行えるようになりました。
もちろん、人間がしなければならないことは、残っていますし、やるべきことが絞られたからこそ、より集中して勉強しなければならなくなったと思っています。
以下では、呉市の家庭教師の白井において、実際にAIを活用した事例について、いくつかご紹介します。
事例①総合的な学習の時間における活用
これは、去年卒業されていった高校生のお客様における事例です。
呉市の家庭教師の白井には、同じ学年の呉三津田高校の生徒さまが3人いらっしゃったのですが、いずれにおいても、高校のGayaという総合的な学習の時間があり、こちらの支援が必要でした。
※後から伺ったお話ですが、高校3年間の学習で一番役に立ち、印象に残ったのはこのGayaだそうです。
※呉三津田高校以外の高校でも、名称は違いますが、総合的な学習の時間は毎週設定されており、それぞれの高校の特長に応じた授業が行われています。
具体的には、ディベート用の原案作成や、それを踏まえての小論文、レポートの作成などでした。
これらについて、生成AI(Chat GPT)を活用しました。
しかし、ご存じの通り、生成AIを活用するにしても、なるべく具体的にインプット(質問)しなければ、返答(アウトプット)が抽象的になってしまいます。
そのため、質問をインプットする際には、書いてほしい内容をなるべく詳細に記載し(例えば、意見①は~、理由①は~、結論は~、など)、また形式についても、文字数は何文字くらいであるとか、何段落くらいで、などというように指定をします。
また、実際に生成AI(Chat GPT)で作成した結果をそのまま提出するわけでもありません。
どうしても、人それぞれ、文章の癖、好みなどがありますから、「自分だったらこの表現はしない」という部分は、変更していく必要があります。
このような、生成AIの作成したものを添削する作業が、全体の作業の中の大部分を占めていました。
事例②大学入試面接等対策における活用
2024年度(令和6年度)入試においては、高知大学の地域協働学部に合格された生徒さまがいらっしゃいます。
この方は、総合型選抜で出願し、倍率3倍、2段階の選抜を経て合格を勝ち取られました。
※呉市の家庭教師の白井としても、スタート地点などを考えると、かなり大きな成果だと思っています。
参照:教師・実績
参照:お客様の声
なお、高知大学の総合型選抜では、学力試験ではなく、グループディスカッションや個人面接・プレゼンテーションなどが課されますので、地域課題に関するテーマについて、事前に調べ、準備しておくことが非常に重要になります。
しかし、「地域課題」というと、結構漠然としたテーマなので、もう少し具体化し、掘り下げる必要があります。
ここで、役に立ったのが、生成AI(Chat GPT)でした。
生成AIは、必ずしも最終的に発表する文章だけを作ってくれるわけではなく、自分(たち)がこれから、何について調べたらよいのか、掘り下げたらよいのか、という議論の整理も行ってくれます。
例えば、「LGBTQ+についての地域課題や、掘り下げるポイントを列挙して」などと聞くと、それに応じた答えが生成されます。
人間がやる作業としては、こうした生成AIによって示された学習ルート(論点)を、具体的で最新のデータを調べることによって、補完するということが中心となります。
※生成AI(Chat GPT)は、必ずしも最新のデータに基づいてアドバイスしてくれるわけではないので、一般論がかえってきたら、それをもとに調べ学習をして、補完することが必要です。
結果的には、地域課題については、かなり網羅的に論点を整理し、かつその後の調べ学習によって、内容も充実させることができました。
これらの積み重ねが、高知大学の地域協働学部合格につながったのだと思っています。
事例③英検英作文やその添削における活用
生成AI(Chat GPT)は、英作文においても活用できます。
確かに、英作文については、ほかにもAIを活用したサービスがありますが、Chat GPTは基本利用が完全無料ですので、誰でも活用できます。
そのため、呉市の家庭教師の白井としても、教師が添削したり助言したりすることに加えて、生成AI(Chat GPT)を活用するようにしています。
英検英作文において、生成AI(Chat GPT)を活用するのは、以下のような場合です。
- すでに、自分で英文を書いている場合には、それをAIに文法的に、あるいは英語表現的に適切かどうかを、添削してもらう(条件をうまく入力することによって、Chat GPTに学習アドバイスをしてもらうことも可能)。
- 自分では、英文がうまく書けない場合には、生成AIに英作文の条件を入力したうえで、例文を作成してもらう(それで生成された英文を、音読、和訳、暗唱などして英語力向上につなげる)
このように、従来は人間がかなりの労力を使って支援しなければならなかった英作文においても、今は生成AIの力を借りれば、ある程度は独学でもできるようになっています。
※もちろん、当人の語彙力や表現の好みなどを踏まえたりする必要がありますから、教師(人間)の必要性は、まだあるとは思っています。
総括:呉市の学習塾・家庭教師サービスとしての展望
生成AI(Chat GPTなど)の進歩は、これからもさらに続いていくものと思われ、それが学習塾・家庭教師に与える影響も、おのずと大きくなっていくものと思われます。
例えば、冒頭でも述べましたが、呉市内の学校では、ICTに対応した人材を育成しようとしていますが、その中では、生成AIをいかに活用するのか、ということが重要な課題となっていくでしょう。
生成AIによって、より学びを深めるチャンスも増えていくことでしょう。
一方で、人間自身のほうはそれほど変化していませんから、学習指導において変わらないこともあるのではないかとみています。
これからの社会がどのような姿になるのかについては、正確にはわかりませんが、呉市の家庭教師の白井としては、社会の変化に柔軟に対応しつつ、生徒さまの学習を最大限に支援できる教育サービスでありたいと思っています。