「塾に通っているのに、なかなか点数が伸びない」
「ワークは解いているはずなのに、テストになると取れない」
「授業動画を見せても、結局あまり身についていないように見える」
このようなお悩みを、保護者の方から聞くことがあります。
もちろん、成績が伸びない理由は一つではありません。勉強時間が足りない場合もありますし、学校の授業についていけていない場合もあります。あるいは、本人の理解度に対して、使っている教材や問題集のレベルが合っていない場合もあります。
ただ、家庭教師や個別指導の現場で実際に生徒さんを見ていると、もう一つ大きな要素があると感じます。
それは、授業時間をどのように使うかです。
同じ90分でも、最初からワークを解かせて、わからなかったところを解説する90分と、まず基礎を入れ直し、その後でノートに整理し、最後にワークで確認する90分では、効果が大きく変わります。
また、教師がずっと説明し続ける授業と、生徒さんが自分で言葉にして説明したり、音読したり、書いたりする時間を組み込んだ授業でも、定着の度合いは変わります。
そこで今回は、家庭教師・個別指導の実践の中で私が感じた、結果が出やすかった授業時間の使い方と、反対に思ったほど効果が出にくかった授業の進め方について、具体的に書いてみたいと思います。
結論:成績を伸ばすには「説明」よりも「流れ」が大事
家庭教師や個別指導というと、どうしても「先生がわかりやすく説明すること」が中心に考えられがちです。
もちろん、わかりやすい説明は大切です。生徒さんがつまずいている部分を見つけ、その場で言い換えたり、例を出したりすることは、家庭教師や個別指導の大きな強みです。
しかし、実際の授業では、教師が説明するだけでは成績が伸びにくい場面もあります。
特に、基礎が十分に固まっていない生徒さんの場合、「説明を聞く」だけでは、わかったような気持ちになって終わってしまうことがあります。授業中はうなずいていても、いざ一人で問題を解こうとすると、何を見ればよいのか、どこから手をつければよいのかがわからない、ということが起こります。
そのため、最近私は、授業を次のような流れで考えることが増えました。
- まず、必要な知識を入れる。
- 次に、それをノートや音読で整理する。
- そのうえで、問題演習をする。
- 解けなかった問題は、もう一度もとの説明や例題に戻って確認する。
つまり、単に「教える」のではなく、インプット、整理、再現、演習、確認という流れを作ることが大切だと考えています。
この考え方は、以前書いた動画授業&生成AIの時代:対面授業の価値は「教える」から「設計と伴走」へともつながります。動画やAIによって、わかりやすい説明そのものは以前よりも手に入りやすくなりました。だからこそ、家庭教師や個別指導では、「説明を聞いた後に何をするか」がより重要になっていると感じます。
結果が出た教え方:授業動画を授業中に組み込む
現在、YouTubeなどには非常にわかりやすい授業動画がたくさんあります。小学生向け、中学生向け、高校生向けと、学年や単元ごとに整理されているものも多く、理科・社会・数学・英語など、さまざまな科目で活用できます。
もちろん、授業動画を見ればそれだけで成績が上がる、というわけではありません。特に勉強が苦手な生徒さんの場合、動画を一人で見ても、途中で集中が切れてしまったり、何が大事なのかわからないまま聞き流してしまったりすることがあります。
そこで私が効果を感じたのは、授業動画を宿題として丸投げするのではなく、家庭教師・個別指導の授業時間の中に組み込むことです。
具体的には、次のような流れです。
- まず、私のほうで生徒さんの学力や学校の進度に合う動画を選ぶ。
- 授業中に動画を再生し、生徒さんにはノートを取ってもらう。
- 動画が終わったら、ノートを見ながら、覚えるべきポイントを音読してもらう。
- 次に、なるべくノートを見ずに、重要事項を自分の言葉で言ってもらう。
- 最後に、特に重要な言葉や考え方を、もう一度ノートに整理してもらう。
この流れにすると、ただ動画を「見る」だけではなく、動画の内容を「受け取る」「整理する」「声に出す」「思い出す」「書く」という複数の作業に変えることができます。
勉強が苦手な生徒さんほど、実はこの流れが大切です。なぜなら、勉強が得意な生徒さんは、授業を聞きながら自然に頭の中で整理できますが、苦手な生徒さんは、聞いた内容をどのように整理すればよいのかがまだ身についていないことが多いからです。
そのため、動画を見せるだけではなく、動画を見た後に、何を覚えるのか、どの言葉が大事なのか、どうノートに残すのかを一緒に確認する必要があります。
授業動画が効果を発揮した理由
授業動画が効果を発揮した理由はいくつかあります。
第一に、良い授業動画は、情報量が整理されています。
実際に授業をしていると、教師はつい「あれも説明したほうがよい」「これも補足しておきたい」と考えてしまいます。もちろん、それ自体は悪いことではありません。しかし、基礎がまだ固まっていない生徒さんにとっては、情報が多すぎると、かえって何を覚えればよいのかわからなくなることがあります。
その点、よく作られた授業動画は、「この動画で覚えること」がかなり絞られています。一つの動画に情報を詰め込みすぎず、今日覚えるべきポイントが明確になっているものが多いです。
これは、以前の記事「単純化」で、勉強の“情報量の壁”を越えるで書いたこととも関係します。勉強が苦手な生徒さんほど、まずは情報を減らし、「今日はこれを覚える」という形に絞ることが重要です。
第二に、動画授業を入れることで、授業の場に第三者が登場します。
家庭教師や個別指導では、基本的に教師と生徒さんが一対一で向き合います。これは大きなメリットでもありますが、生徒さんによっては、少し緊張感が強くなりすぎる場合もあります。
ところが、そこに動画授業の先生が入ると、場の構造が変わります。教師である私も、生徒さんと一緒に動画を見る立場になります。すると、私は一方的に教える先生というより、動画の内容を一緒に確認し、必要に応じて補足するチューターのような立場になります。
この形にすると、生徒さんも少しリラックスして学びやすくなります。私が動画を止めて、「今のところ大事だったね」「ここはノートに残しておこう」「この説明は学校のワークにも出そうだね」と声をかけることで、動画の内容をその場で授業に変えることができます。
第三に、ノートの取り方をその場で確認できます。
これは、思っていた以上に大きな効果がありました。
生徒さんに授業動画を見てもらいながらノートを取ってもらうと、その生徒さんが何を重要だと思っているのか、どこを聞き逃しているのか、どのくらい整理して書けているのかがよくわかります。
また、私も同じ動画を見ながらノートを取ることで、「先生ならこうまとめる」という例をその場で示すことができます。
単に「きれいにノートを取りなさい」と言っても、生徒さんには伝わりにくいです。しかし、同じ動画を見て、教師のノートと自分のノートを比べると、「どこを見出しにするのか」「何を短く書くのか」「何を詳しく残すのか」が具体的に見えてきます。
ノートについては、ノートは未来の自分に宛てて書くもの|私のノートの取り方でも書きましたが、ノートは「今、写して終わり」のものではありません。テスト前の自分、宿題を解くときの自分、次回授業の自分が見返して、内容を思い出すための道具です。
実際に見られた変化
特に効果を感じたのは、理科や社会です。
理科や社会は、知識の土台がないと問題が解けません。もちろん、単なる丸暗記だけでは不十分ですが、それでも基本用語や重要事項を知らなければ、教科書もワークも読めません。
そのため、理科や社会では、まず授業動画で基本内容を整理し、その後でノートにまとめ、さらにワークで確認する流れがかなり有効でした。
実際に、以前は20点台・30点台だった生徒さんが、数か月後には60点台から80点台まで伸びたケースもありました。もちろん、すべての生徒さんが同じように伸びるわけではありませんが、少なくとも「何を覚えればよいかわからない」「ワークを開いても手が止まる」という状態からは抜け出しやすくなります。
数学でも効果を感じました。
数学の場合、単に公式を覚えるだけではなく、例題の解き方を理解し、それを似た問題で再現する必要があります。授業動画で例題の流れを確認し、その後でワークに移ると、3割前後だった生徒さんが6割程度まで伸びたケースもありました。
もちろん、数学の文章題や記述問題では、さらに丁寧な練習が必要です。ただ、計算問題や基本例題については、動画授業と個別指導を組み合わせることで、かなり効率よく土台を作れると感じています。
ここで大切なのは、「動画がすごい」という話ではありません。動画、ノート、音読、ワークをどうつなげるかです。教材そのものよりも、その教材をどの順番で使うかによって、結果はかなり変わります。
注意点:動画を見せるだけでは効果が弱い
ただし、ここで大切なのは、授業動画を見せれば自動的に成績が上がるわけではない、ということです。
実際、授業動画を宿題として見てもらうだけでは、十分な効果が出なかったこともあります。
その理由は単純です。勉強が苦手な生徒さんほど、動画のどこが大事なのかを自分で判断するのが難しいからです。
また、動画を見たつもりでも、実際には聞き流しているだけになっていることもあります。途中で止めて確認する人がいなければ、わからない部分がそのまま通り過ぎてしまいます。
そのため、授業動画は「一人で見ておいてね」と渡すだけではなく、できれば授業中に一緒に見て、その場でノートを取り、音読し、問題演習につなげるほうが効果的です。
保護者の方がご家庭で活用される場合も、ただ「動画を見なさい」と言うより、見終わった後に、次のように確認してあげると効果はかなり変わります。
- 今日の動画で一番大事だったことは何?
- 新しく覚えた言葉を三つ言える?
- ノートを見ずに説明できる?
- このあと、どのワーク問題で確認する?
ここまでできると、動画視聴は「見た」で終わらず、「使える知識」に近づきます。
結果がまちまちだった教え方:マーカーペンの活用
次に、マーカーペンの活用についてです。
私は以前から、国語や英語、理科・社会などで、重要部分にマーカーを引くことは有効だと考えていました。実際、ある程度成績が取れている生徒さんには、マーカーペンの効果はかなりありました。
たとえば、国語の文章で、筆者の主張や対比の部分に線を引く。英語長文で、逆接や理由の部分に印をつける。理科や社会で、重要語句や原因・結果の関係にマーカーを引く。
このように使える生徒さんにとって、マーカーペンは理解を整理する道具になります。
ところが、平均点を下回っている生徒さんの場合、マーカーペンを使っても、思ったほど成績が伸びないことがありました。
なぜかというと、同じ「マーカーを引く」という作業でも、生徒さんによって意味が違うからです。
成績がある程度取れている生徒さんは、マーカーを使って、自分の理解を整理しています。「ここが大事だ」「ここが理由だ」「ここが結論だ」と考えながら線を引いています。
一方で、まだ理解が不十分な生徒さんの場合、マーカーが単なる作業になってしまうことがあります。
- 先生が大事と言ったから塗る。
- みんなが引いているから引く。
- なんとなく目立たせる。
この状態では、マーカーを引いても理解は深まりません。むしろ、紙面が色だらけになって、どこが本当に大事なのかわからなくなることもあります。
マーカーについては、以前の記事国語学習でのマーカー活用でも書きましたが、線を引くことそのものが目的ではありません。大切なのは、線を引いた理由を説明できることです。
マーカーは「考えた結果」として使う
そのため、マーカーペンは、最初から万能の道具として使うのではなく、使い方をかなり丁寧に教える必要があります。
大切なのは、マーカーを「先生に言われたところを塗る道具」にしないことです。そうではなく、マーカーは「自分が考えた結果を残す道具」として使うべきです。
たとえば、国語であれば、
- 筆者の一番言いたいことに線を引く。
- しかし、けれども、ところが、などの逆接に印をつける。
- 理由を表す部分に印をつける。
- 具体例とまとめを分ける。
というように、目的を決めて使う必要があります。
理科や社会であれば、
- 用語だけでなく、その意味もセットで見る。
- 原因と結果をつなげる。
- 対立するものを分ける。
- 時代の流れや順番を整理する。
という使い方が考えられます。
また、授業動画を見ながらノートを取る場合にも、マーカーは使えます。ただ板書を書き写すだけではなく、自分のノートの中で、
- これは絶対に覚える言葉。
- これは理由。
- これは例。
- これは間違えやすいところ。
というように分類しながらマーカーを使うと、ノートが自分のための教材になります。
ここでも大切なのは、教師が一方的に「ここを引きなさい」と指示するだけではなく、教師自身も同じようにノートを作って見せることです。同じ動画を見て、同じ内容を聞きながら、先生はどう整理するのか。それを見せることで、生徒さんは少しずつ「勉強ができる人の見方」を学んでいきます。
効果が出にくかった教え方:いきなりワークを解かせてから解説する授業
反対に、思ったほど効果が出にくかったのは、いきなりワークを解かせて、その後で解説する授業です。
もちろん、この方法が悪いわけではありません。ある程度基礎ができていて、自分のわからないところを言語化できる生徒さんには有効です。
たとえば、
- この問題のここまではわかったけれど、この式の意味がわからない。
- 選択肢の二つで迷った。
- この用語の意味があいまいだった。
というように、自分のつまずきを説明できる生徒さんであれば、ワーク演習と解説の組み合わせはかなり効果があります。
しかし、基礎がまだ固まっていない生徒さんの場合、このやり方はうまくいかないことがあります。
なぜなら、「わからないところがわからない」からです。
問題を解かせても、手が止まる。解説をしても、どこが大事なのかわからない。直しをしても、次に似た問題が出たときに再現できない。
この状態では、ワーク演習がただの作業になってしまいます。
特に、学校のワークはテスト対策として重要ですが、最初からワークだけを使って理解させようとすると、生徒さんによってはかなり苦しくなります。ワークには説明も載っていますが、勉強が苦手な生徒さんにとっては、その説明を読んで理解し、さらに問題に応用すること自体が難しい場合があります。
つまり、ワークが悪いのではありません。問題は、ワークに入る前の準備が足りないことです。
学校ワークの使い方については、学校の宿題を、塾・家庭教師の時間にやるのはアリ?なし?でも書きました。ワークは「埋めるもの」ではなく、テスト前に自分の理解を確認するための重要な教材です。だからこそ、使う順番が大切になります。
ワークを活かすには、先に「思い出せる材料」を作る
では、ワークはどのように使えばよいのでしょうか。
私が効果を感じているのは、動画授業や例題と組み合わせる方法です。
- まず、動画授業で基本事項を確認する。
- 次に、動画内の例題を見て、解き方の流れを理解する。
- その後で、似たタイプのワーク問題に取り組む。
- もし途中で詰まったら、動画の例題やノートに戻る。
この流れにすると、ワークの役割が変わります。
いきなりワークを解く場合、生徒さんにとってワークは「わからないことを突きつけられるもの」になりがちです。しかし、先に動画や例題で土台を作っておくと、ワークは「覚えたことを思い出すためのもの」になります。
この違いは大きいです。
人は、ただ聞いているだけではなかなか覚えられません。しかし、思い出そうとするときに記憶が強くなります。
そのため、ワークは「最初に理解するためのもの」というより、理解したことを思い出し、使える形にするためのものとして使うと効果的です。
たとえば、数学なら、動画の例題で解き方を確認した後に、ワークの類題を解く。理科なら、動画で用語と仕組みを確認した後に、ワークで一問一答や基本問題を解く。社会なら、時代の流れを動画で整理した後に、ワークで人物名・出来事・理由を確認する。
このようにすると、ワークが単なる作業ではなく、記憶を定着させる練習になります。
授業中に見るべき評価ポイント
ここまで書いてきた方法が本当に効果を出しているかどうかは、点数だけでなく、授業中の様子からも判断できます。
私が見るポイントは、主に次のようなものです。
- ノートを見れば、前回やった内容を思い出せるか。
- ノートを見ずに、重要語句を説明できるか。
- 例題と同じ型の問題を、自力で解けるか。
- 間違えたときに、どこで間違えたかを言えるか。
- 次に何を練習すればよいか、本人が少しでもわかっているか。
特に大切なのは、「授業中にできたか」だけで判断しないことです。授業中は、教師のヒントや直前の説明があるので、できるように見えることがあります。
しかし、本当に大切なのは、翌週まで残っているか、テスト前に自分で思い出せるか、似た問題で再現できるかです。
そのため、次回授業の最初に、前回内容を少し確認します。前回の重要語句を言えるか。前回と同じ型の問題を1問解けるか。前回のノートを見て、自分が何を学んだか思い出せるか。
ここで残っていなければ、先に進む前に戻ります。
個別指導の強みは、この「戻れること」にあります。集団授業では全体の進度がありますが、1対1であれば、その生徒さんが本当に使える状態になるまで、必要に応じて戻ることができます。
家庭教師・個別指導で大切なのは「その子に合う順番」を作ること
ここまで、動画授業、マーカーペン、ワーク演習について書いてきました。
ここで大切なのは、どれか一つの方法が絶対に正しい、ということではありません。
授業動画が合う生徒さんもいれば、教師が直接説明したほうがよい生徒さんもいます。マーカーで整理できる生徒さんもいれば、まずは一緒にノートを作るところから始めたほうがよい生徒さんもいます。ワーク演習をどんどん進めたほうが伸びる生徒さんもいれば、いきなり問題に入る前に、基礎事項を入れ直したほうがよい生徒さんもいます。
つまり、家庭教師・個別指導で大切なのは、教材そのものよりも、その子に合う順番を作ることです。
同じ教材でも、順番が違えば効果は変わります。
- 先に説明するのか。
- 先に動画を見るのか。
- 先に例題を確認するのか。
- 先にノートを作るのか。
- どのタイミングでワークに入るのか。
- どこで音読させるのか。
- どこで自分の言葉で説明させるのか。
この設計によって、授業の成果は大きく変わります。
また、これは「頭が悪いから伸びない」ではなく、「どこでつまずいているか」という考え方ともつながります。成績が伸びないときに大切なのは、本人の能力を決めつけることではありません。どこで止まっているのかを見つけ、その子に合う順番で立て直すことです。
「わかりやすい授業」よりも「伸びる環境」を作る
私は以前よりも、「わかりやすい授業をすること」だけにこだわらなくなりました。
もちろん、わかりやすく説明することは大切です。しかし、それだけでは不十分です。
本当に大切なのは、生徒さんが授業後に自分で問題を解けるようになることです。テスト本番で、似た問題を見たときに、「あのときのやり方だ」と思い出せることです。そして、勉強に対して、「何をすればよいかわからない」という状態から、「この順番でやればよい」と思えるようになることです。
そのためには、教師がずっと説明するだけではなく、授業時間の中に、生徒さんが手を動かす時間、声に出す時間、思い出す時間、間違える時間、直す時間を組み込む必要があります。
家庭教師や個別指導の良さは、一人ひとりに合わせて、この流れを調整できるところにあります。
集団授業では、全員に同じペースで説明が進みます。しかし、個別指導では、その生徒さんがどこで止まっているのかを見ながら、必要なら動画に戻り、ノートに戻り、例題に戻り、もう一度確認できます。
この「戻れること」が、個別指導の大きな強みだと思います。
まとめ
成績を伸ばすためには、良い教材を使うことも大切です。わかりやすい説明を受けることも大切です。ワークを繰り返すことも大切です。
しかし、それ以上に大切なのは、それらをどの順番で、どのように組み合わせるかです。
授業動画は、うまく使えば非常に強力な教材になります。ただし、一人で見せるだけではなく、ノート、音読、確認、ワーク演習と組み合わせることで効果が出やすくなります。
マーカーペンも、ただ線を引く道具ではなく、考えたことを整理する道具として使えば、理解を助けてくれます。
ワーク演習も、いきなり解かせるだけでは効果が出にくい場合がありますが、動画や例題で土台を作った後に使えば、記憶を定着させる良い練習になります。
家庭教師・個別指導で大切なのは、教師が一方的に説明することではありません。生徒さんが「わかる」だけでなく、思い出せる・使える・自分で解ける状態になるように、授業時間を設計することです。
私はこれからも、目の前の生徒さんの様子を見ながら、どの方法が合うのか、どの順番なら伸びるのかを考え続けていきたいと思います。
家庭教師の白井では、無料体験・面談で現在の学習状況を確認します。
学校のワーク、テスト答案、模試、ノートなどを見ながら、どこでつまずいているのか、どの順番で立て直すのがよいのかを一緒に整理します。