呉市の中学3年生の2学期スケジュール

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夏休みもあっという間に終わりそうです。

夏休みの宿題も膨大でしたが、それに加えて2学期に向けてやるべきこともまた多くありました。

2学期は、中3や高3にとっては受験にとって非常に重要な時期となります。

勉強も重要ですが、それに加えて各種検定試験を受けるラストチャンスでもあります。

以下では、呉市の中学3年生ということを主に想定しています。

また、家庭教師や塾の活用法やこの時期の取り組みについてもまとめています。

中3の2学期の主なスケジュール

地域や学校によって多少の違いはあるかもしれませんが、呉市の場合はおおむね以下のようなスケジュールとなっているはずです。

  1. 8月下旬:登校日、実質的な2学期スタート
  2. 9月:実力テストが実施される学校もある
  3. 10月:上旬に2学期中間テスト
  4. 11月下旬~12月上旬:2学期期末テスト
  5. 12月下旬~:冬休み

と、このように2学期は結構忙しいです。

また、これ加えて10月には英検(2次試験は11月)や、漢検なども実施されることを考えれば、2学期は猛勉強をしなければなりません。

さらに、2学期の成績は非常に重要で、2学期に低い成績をとってしまうと、それがほぼそのまま3年生の成績に影響してしまいます。

以下、注意点をまとめました。

課題はかならず丁寧に!提出までちゃんとしよう!

提出物の評価が重要なのは、いまさら言うまでもありません。

もちろん、テストで頑張ることも重要ですが、提出物がちゃんとしていないために評定が下がるのはとてももったいないです。

また、提出日を守ることも重要です。

そのため、各課題の提出日をしっかりと確認して、課題が出たら迅速にこなすことが必要です。

 

また、呉市の中学校は例年、課題量が結構多めです。

そのため、「答えを急いで写して提出」などになってしまう人も結構いらっしゃいます。

そうならないように、課題は前倒しで終わらせるようにしましょう。

 

また、課題はやるだけではなくて、疑問点をきちんと解消するチャンスでもありますから、丁寧にやりたいところです。

そのためには、家庭教師の先生を頼ったり、塾の先生に質問するなどの積極性も必要になります。

もしも、集団塾などで質問するのが恥ずかしいという方の場合には、家庭教師の落ち着いた環境のほうがいいかもしれません。

定期テストはどれも重要!受験だと思って全力で頑張ろう!

広島県の公立高校入試では、内申点も考慮されます。

制度改革で、内申点の割合は「一般枠」において相対的に減少しましたが、それでも内申点は重要です。

とりわけ、3年時の成績は改革の結果、3倍されることになりました。

つまり、その3年生の成績を決定づける2学期の定期テストは非常に重要だということです。

そのため、中間試験や期末試験、あるいは小テストなどのテストには、事前準備をしっかりして、受験だと思って取り組みましょう。

 

また、呉市の中学校の場合、定員の半分を「特色枠」にしている学校がほとんどです。

特色枠では、高校はある程度自由に内申点などの割合を変更できます。

その内訳を確認してみると、総合点の半分くらいが内申点になっています。

新制度の「一般枠」において、総合店の2割が内申点となっていることを考えても、この呉市の高校の配点は非常に特徴的です。

そのため、内申点が重要なことは、高校入試制度改革前後のいずれにおいてもいえるということになります。

英検や漢検に挑戦し、合格しよう!

3年2学期は、英検や漢検に挑戦する実質的なラストチャンスです。

冬にも開催はありますが、受験と被るため、挑戦することは難しいです。

そのため、英検や漢検の合格はこの2学期の時期に取っておくべきです。

 

また、広島県の公立高校入試の場合、英検や漢検の取得はそれ自体は点数にはなりませんが、「自己表現」でアピールする絶好の材料になります。

そのため、自己表現でアピールする材料が欲しい中学生は、全力でこの時期に勉強して、英検や漢検を取得するべきです。

また、広島県の公立高校入試の英語は、英検で言うと3級レベルの実力はあったほうが楽です。

※もちろん、準2級のほうがもっと楽ですが。

 

そのため、とりわけ英検の英作文は、広島県の公立高校入試の英語の問題傾向と被るため、やっておいたほうが良いでしょう。

もちろん、まったく同じ問題ではないですから、過去問演習も重要です。

余裕がある科目から過去問演習に入ろう!

広島県の公立高校入試は、近年基礎的な問題を中心に出題するように傾向が変わっていますが、他方で独特の問題もあり、対策が必要です。

とりわけ、資料を読んでその場で多少考えてから記述する問題については、類題演習を積んでおく必要があります。

 

過去問演習ですが、始める時期は早ければ早いほど良いです。

もちろん、まだ習っていない内容もあるでしょうが、そういう場合はその問題だけ飛ばして、できる問題だけを入試レベルにしておくのがお勧めです。

 

例えば、国語はもうすべてを解くことが理論上は可能になっているはずですし、数学も序盤の大問1や2などはできるようになっておくべきです。

英語なども、英検を持っていれば、対処できる問題は結構多いことに気が付くでしょう。

 

このように、入試問題は「なれ」は必要であるため、できるだけ多くの問題に接しましょう。

過去問題集は、もうすでに発売されていますので、それらを購入して問題演習に取り組むことを推奨します。

総括:2学期は受験合格の分かれ目

2学期は、非常に重要な時期であり、とりわけ広島県の公立高校入試制度や呉市の高校の入試配点設定などを考慮すれば、2学期をどう過ごすかが向こう3年間の自分の居場所を決定づけます。

そのため、2学期は夏休み中に蓄えた力を通じて、全力で取り組む必要があります。

 

また、家庭教師や塾にとってもこの2学期からが本当の正念場になります。

そのため、呉市の家庭教師の白井としても、全力で生徒さまを支えていき、春の結果につなげたいと思っています。