小学校高学年が英検4級に合格するための参考書一覧

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呉市の家庭教師の白井では、英検の受験を推奨しています。

このことには、2つの理由があります。

 

1つは、英検を取得していると、受験、とりわけ大学受験で、加点されたり、点数が保証されたりして、有利になるからです。

もう1つも、大学受験と関連しますが、英語の実力がついていれば、ほかの教科(特に数学)の勉強に時間をさけて、有利だからです。

 

そのため、英検の勉強をするうえで、どの参考書をどのタイミング、どういう人に使うのがよいのか、ということについて、研究、実践を重ねています。

以下では、英検4級を目指す小学校高学年、または中学1年生を念頭に置いて、書いています。

 

呉市の小中学生の方で、将来の受験の備えをしたい方には必見の内容となっています。

英検4級合格への道

英検4級に合格するためには、次の段階を踏む必要があります。

  1. 英単語・熟語力・文法力をつける
  2. 文章読解力・リスニング力をつける
  3. 過去問などで演習し、得点力をつける

基本的には、順番にやっていくことになります。

 

所要期間としては、もし英検4級を受験されるという方が、英検5級に合格した直後であれば、急げば3から4か月くらい、学校での学習の合間にやるなど余裕のあるペースで進めて、半年前後位を想定していればよいかと思います。

※このあたりは、家庭教師や塾などを利用されていたほうが、より効率よく進めることができると思います。

英検4級合格のための参考書

単語・熟語

英検4級の単語に最も対応しているのは、「出る順 パス単(旺文社)」です。

確かに広く利用できる、「ターゲット英単語シリーズ」などもありますが、4級の難易度はこれらの英単語よりも簡単であり、また英熟語も多少覚える必要があることから、パス単が最も良いと思っています。

他の、英検4級専用の単語帳でもよいので、何か1冊用意する必要があります。

文法

こちらは、単語と違い結構選択に困ったのですが、「わからないをわかるにかえる英検4級(文理)」が最もわかりやすい参考書ではないでしょうか。

確かに、中学英文法をまとめた教材などもありますが、それらは4級というよりは、3級受験で生きると思っており、英検4級合格のためには、英検に特化したもののほうが良いと判断しました。

長文・リスニング演習

上記2冊の本を終えた段階でよいので、長文やリスニング演習をしましょう。

「わからないをわかるにかえる英検4級(文理)」でもすでに少し練習できますが、万全を期すならば、これに加えて「DAILY2週間 英検4級 集中ゼミ(旺文社)」をやっておくとよいでしょう。

この本は、必ずしも長文・リスニングだけの本ではありませんが、本番形式の問題により慣れることができ、終えた段階ですでに過去問が解けるようになっているはずです。

過去問

過去問は、どの出版社の本でもよいですが、旺文社の英検過去問の場合、アプリでリスニング再生速度を変更できるため、リスニングの演習に最適だといえます。

過去問は、できれば2周やってもらえたらと思います。

1週目をやって、違った問題を復習・音読し、理解したら人に説明してみましょう。

説明する相手は、保護者の方でもよいですし、家庭教師や塾の先生でもよいでしょう。

実際、理解した状態と、人に説明できる状態は結構違うので、やってみると意外と苦労するはずです。

総括:英検4級に向けて勉強を頑張ろう

英検4級は、小中学生にとって、達成感を得られる一つの目標となる級です。

確かに将来の受験という大きな目標はありますが、それはまだ遠い先ですので、英検という身近な目標をもつことによって、学習をよりモチベーションをもって進めることができます。

 

また、呉市の家庭教師の白井では、英検取得を推奨し、またそのための学習法や参考書のご提案、学習のサポートなども行っております。

英検の取得に興味のある方は、ぜひ家庭教師や塾などを利用していただけたらと思います。