生徒の意見を聞く

まえおき

私は、双方向的な授業の特徴として、単に教師の説明を一方的に押し付けるのではない、ということを考えています。

それは、動画授業との最大の違いで、自分はどう考えてこの答えになったのか、ということをできるだけ聞き取ります。

 

そうすると、意外と(結論はあっていても)説明がうまくできないことも多いです。

あるいは、答えはあっているけれども、それはほぼ直感で選んだ、ということもあります。

 

したがって、1対1の授業においては、教師はこの「聞き取り作業」をできるだけ、丁寧にやる必要があると思っています。

地味ではあるかもしれませんが、それが一番の(動画や集団との)差別化になります。

答え合わせ

そのためには、答え合わせの際には、先に答えを言うのではなくて、根拠を聞いてから丸を付けるというのも必要です。

記述問題などの場合、模範解答を見てしまうと、それに引っ張られて、自分の答案に自信がなくなってしまうからです。

また、選択問題であっても、結論を知ると自分の選んだものが間違っていた場合、説明に自信がなくなります。

 

時には、間違っている選択肢を選んでいても、どうしてそう考えたのか説明することは重要です。

なぜなら、間違っている原因がわかるからです。

しかもかなり具体的にわかるため、次はどうしたら間違えないのかもわかってもらうことができます。

1人で学習する場合

1人で学習する場合であっても、自問自答するということを忘れないでほしいと思います。

単に情報をインプットするだけでは、すぐに飽和してしまい、また面白くないからです。

 

頭の中で、相手を想定して、なぜそう考えるのかということを説明できるようになりましょう。

最初は、手間ですが、慣れると自然にできるようになり、むしろしないほうが不自然になります。

 

とりわけ、国語は同じ文章を復習する場合、記号なら答えを覚えているでしょうから、その根拠を頭の中で再現できるかどうかが勝負です。

記述問題であっても、答案の着想を得てから、材料を集めて、文の形にまとめるまでの過程を再現できるでしょうか。

勉強は、確かに結果も重要ですが、それに至る過程も同じくらい重要です。

「家庭教師の白井」の取り組み

とくに最近は、今までよりも生徒との対話や聞き取りを重視しています。

なぜなら、そのほうが状態を把握しやすいですし、何より成績の向上という結果につながってきているからです。

したがって、単に1対1で情報を詰め込むのではなくて、お互いが思っていることを交換できるような雰囲気づくりに努めています。

 

そして、そういう意見と理由を交換する能力こそが、これからの時代において必要なものではないでしょうか。

個別指導(家庭教師)は、うまく活用すればテストの点数だけではなくて、こういった自己表現能力をつけることもできるのです。

これからも、生徒さんのためになることは、積極的に取り入れていこうと思っています。