記憶の定着

新学期になって、(特に高校生の方は)単語帳を配られ、単語テストに臨んでいるはずです。

英単語でも、古文単語でも、その他の用語でもそうですが、記憶するうえで踏まえておきたい重要なことが2つあります。

 

1つは、「エビングハウスの忘却曲線」というものです。

これは、学校などでたくさん話を聞くと思いますが、要約すると、記憶は時間とともに失われていく、ということです。

つまり、ある時一生懸命覚えても、驚くほど忘れてしまうのです。

 

具体的には、単語テスト直前に詰め込んだつもりでも、テストが終わると忘れてしまう(つまり、模試では忘れている)ということです。

では、どのように記憶を長期的なものにしていくか。

それは、何度も記憶することです。

数時間後、数日後、1か月後などにもう一度記憶すると、脳が重要なことだと認識して、記憶に残るのだそうです。

 

もう1つは、記憶は「覚えるとき」ではなく「思い出すとき」に定着するというものです。

具体的に、英単語で考えてみましょう。

英単語帳を開くと、多くの単語の情報がインプットされますが、ここで重要なのは「既視感」です。

つまり、「この単語、どこかで見たなぁ」というものです。

構文演習や、長文演習、あるいは暗唱例文など、別のところで見た単語を単語帳でもう一度見ることによって、記憶が定着していきます。

 

他にも、単語の暗記は音とともに覚えたほうが良いとか、いうこともありますが、まずは上の2つの基本を押さえて学習すると、時間を有効に活用できるでしょう。