2021年の選抜2

2021年選抜2の感想

大方の(というよりも、教材出版社の)予想は、去年の傾向を引き継ぎ、

2021年入試も易しめの難易度になるということでした。

ただ、それでも予測と違ったところはありました。

 

例えば、数学は問題の順番が変わり、中盤に図形と関数の問題があり、

最後に広島県ならではの思考力・表現力問題が用意されていました。

難易度も、数学はほかの教科と比較して高めだった模様です。

※また、答えが複数あってもよい問題(理由説明が必要)があり、これも新傾向の問題といえるでしょう。

※逆に、英語ではリスニングが1回読みでなく、2回読みであるなど、去年の傾向を引き継いだと思われるところもありました。

 

他方で、受験状況は、

呉三津田:155/160 0.97倍
広:149/160 0.93倍
宮原:183/160 1.14倍
市立呉:72/75 0.90倍

となるなど、宮原以外は定員割れしていました。

受験生にとっては、今年の入試難易度自体は易しいものになったのではないでしょうか。

 

また、来年は中学校の教科書が全面改訂され、特に英語は難化する可能性があります。

単語力をはじめ、作文力、長文力、リスニング力などは十分でしょうか。

英語はすぐには伸びませんが、安定すると強い科目なので今から勉強しておくにこしたことはありません。

 

さらに、公表されているように再来年(新中2)からは、入試制度が一変します。

受験勉強だけではなく、自分が高校生になってやりたいこと、将来実現したいことなどを、

今のうちに自分の中で育てておくことをお勧めします。

グラフから未来は予想できるのか?

過去の平均点や、正答率などのデータはあります。

広島県なら、だれでも公式ホームページから閲覧可能です。

 

しかし、過去のデータから未来を予測することは、実は難しいです。

例えば、平均点のグラフが右肩上がりなら、翌年も易しい問題が出る、

というわけには言い切れないのです。

 

むしろ、平均点が高かったからこそ、次は低い、というような見方もできます。

その見方も、当たることもあれば外れることもあります。

こちらにできることは

出題形式や内容に関して、「ヤマを張る」とか、「予想問題を解く」とか「的中○○」をやるとか、

そのような、手っ取り早い方法は、出題形式が変わっただけで、簡単に使えなくなります。

 

やはり、重要なのは確実な基礎力と、その上にある応用力だと思います。

非常に味気ない答えですが、実はそれしか正解はないのです。

 

その答えに納得できない人が、手っ取り早い解決策を求め、

そしてそういう人たちを相手にしている人が、付け焼刃を提供する、

ということが現在も繰り返されています。

 

しかし、「すぐに役立つことは、すぐに役立たなくなります」

確かに、受験で成果を上げることは大事ですが、基礎的な考える力、

粘り強く頑張る力を教えることこそが、教育の任務ではないでしょうか。

 

「家庭教師の白井」では、はやりすたりに振り回されずに、

クラシックな教え方、学び方を継続していこうと思います。