中学と高校では、中間テストが終わりました。
横ばいだった生徒さん、少し成績の向上した生徒さん、また私自身にとっても予想外に成績が良かった生徒さんなど、さまざまでした。
国語の点数が一つの指標だと思っている理由
私は、自分が文系だということもあるのですが、国語の点数を一種の指標としても考えています。
つまり、国語の点数が良い人がほかの科目で成績が悪いという場合には、非常にもったいないと考えます。
国語は、簡単には伸びない分、その人の基礎学力を表しているからです。
ですから、同じ文系科目である社会の点数が低いのに、国語が高いというのは典型的で、改善の余地はかなりあるのです。
今回は、この考えをもとに、国語と同等の点数になるように、ある生徒さんを指導しました。
結果としては、国語を上回る科目も出るくらい、成績は改善し私自身も驚いたほどです。
通知表2→3への道
一般に中高の通知表の成績「3」は、幅が広く多くの人が属していると思います。
ですから、そこから一段低い「2」をとってしまっている人を、どのようにして3にするのかは、原因の分析が重要です。
多くの場合、2をとっている人は、授業のペースについていけていません。
しかし、個別指導でその人のペースに合わせて教えていけば、理解してくれ、テストでよい点数が取れるようになります。
また、授業中の発表なども気を付けてもらい、提出物のチェックも行うことで「3」に到達することができます。
私が気を付けていること
私が心掛けているのは、2つあります。
1つは、生徒さんの現在の理解度を適切に把握し、何が原因で躓いているのかを把握することです。
例えば、数学ができないという場合には、計算力の確認から文章問題の理解までいろいろと確認します。
2つ目は、生徒さんにあった教材を選んで、使用させることです。
誰でも同じワークをやればよいというわけではありません。
難易度や、答え合わせを自分でさせる場合の容易さなど、見るべきポイントは多いです。
ご家庭が勉強を見るべきか
私は、どちらでもよいと思いますし、どちらでも成功する要素はあると思います。
ただ、態度は一度決めたら一貫性をもってそれを継続することは大切でしょう。
ぶれてしまうのが、一番よくないと思います。
個人的には、塾・家庭教師とご家庭で役割分担を決めて、教えるのがよいです。