2学期中間テストに向けて

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夏休みも終わってから、もう半月以上が経とうとしています。

まだ、呉市は残暑が厳しく、過ごしやすいとはいいがたい毎日ですが、学習に関しては確実に秋の段階に入っています。

私が家庭教師に伺っている家庭においても、夏休みに関連したことは完了して、先のことに目が行っています。

 

以下では、2学期の中間テストに向けたこの時期に、呉市の家庭教師の白井の目線から書いていこうと思います。

2学期の立ち位置

2学期は、受験生にとっては正念場となります。

夏も確かに重要でしたが、2学期のとりわけ前半は、本番に対応する力をつけるための重要な時期だといえます。

具体的には、過去問演習をして、それで足りないところが見つかったら、基本に戻って補強するという作業です。

これは、非常に骨が折れる作業でありますが、重要なことには変わりありません。

 

なお、個人的な感覚ですが、生徒さんには3つのタイプがあるような気がしています。

  1. 「やるように言われたこと」はもちろんやるけれども、それプラスアルファ(いわれていないこと)もできる生徒さん
  2. 「やるように言われたこと」はまじめにこなしてくれる生徒さん
  3. 「やるように言われたこと」であっても、なかなかやってくれない生徒さん

もちろん、1のタイプが一番伸びるのですが、家庭教師を依頼される生徒さんでそのタイプに出会うことはあまりありません。

ただ、家庭教師を続けていく中で、当初は3だったタイプの人が2になったり、場合によっては1になることはあります。

また、通っている高校(目指している高校)によっても、どのタイプであるかわかれることもあるような気がします。

勉強面では、現在でもやはり呉三津田にお通いも、あるいは相当の方が一番勉強に対してはシビアであり、次いで広や宮原のように見えます。

 

さて、やや話がわき道にそれましたが、2学期の過ごし方、どれくらいハードにやるべきかどうかは、自分の目標と関連しています。

目標としているレベルと、自分の現状のレベルの差が大きければ大きいほど、時間と労力を投下しなくてはなりません。

2学期は、こうした自分の現状の評価と、理想とのギャップを埋める最後のチャンスだともいえるのです。

徐々に近づく高校受験

今年は、呉市の家庭教師の白井は、高校受験生を複数抱えています。

一方で、高校生の生徒様はいらっしゃるものの、受験生ではありません。

 

そのため、今年度「受験」というと、高校受験のことを主に意味しています。

広島県の公立高校受験(というよりも呉市内の公立高校:とりわけ呉三校)においては、2つの戦い方があるように思います。

 

1つは、一般枠を想定して、本番重視の戦略で行くという方法です。

本番の一般学力検査だけでも、6割、自己表現の2割も入れると8割もが当日の試験の成績で決まります。

 

また、呉宮原高校は数学と英語が、広高校の場合には国語と数学と英語がそれぞれ2倍の配点になっています。

つまり、それらの教科の点数を本番でいかに稼ぐかということが重要なのです。

私の生徒さんで、内申点に不安のある生徒さんの場合には、こちらを想定して学習を進めています。

 

一方で、呉市内の公立高校(とりわけ呉三校)の場合には、特色枠で合格を目指すという道もあります。

こちらの配点は、公立高校入試制度改革以前と似たような配点となっています。

定員の半分がこの特色枠で決まるということを考えると、中1の時点から内申点対策をして、安心できる状況で受験を迎えるというのも、十分ありです。

というよりも、中1の時点から(あるいはそれ以前から)家庭教師や1対1個別指導塾を利用されているお客様には、こちらのほうがよいでしょう。

 

以上のように、単に勉強するだけではなくて、入試制度も踏まえた対策をすることが重要です。

その意味では、何度も受験対策の経験をしている、家庭教師や塾の力を借りることは、非常に有意義だといえます。

去年の大学受験対策のこと

去年度は、多くの方が大学受験だということで、生徒さんの大学受験対策でかなり忙しかった記憶があります。

大学受験対策は、呉市内の高校受験対策よりも入り組んでおり、より専門的な知識が必要でした。

具体的には、まず国公立大学か私立大学かで全く制度が違いますし、同じ私立大学でも一般なのか推薦なのか、指定校推薦なのかでもまた違います。

さらに、その生徒さんが英検(2級)などを取得しているかどうかでも、推奨できる日程や科目も違ってきます。

 

また、大学入学共通テスト対策も、2次試験とは別個で必要なのも大学受験の悩みです。

共通テストは、センター試験よりも、独自色が強い試験であり、対策は必須です。

とりわけ、国語数学英語の3教科については、時間との戦いでもあり、いかにして時間を節約して解くのか、という訓練も必要になります。

去年の呉市の家庭教師の白井では、広島大学の教育学部に対して、一般入試で合格を出していますが、本当に勉強はハードでした。

 

さらに、今年度(2024年度)は、大学入学共通テストが新課程に対応して、変化する年でもあります。

新しく「情報1」が加わったり、国語の大問が1つ増えたりと、さまざまな新しい試みが導入されます。

そのため、そうした「未知の共通テスト」という緊張感もあるため、今年の大学受験生は大変だと推察します。

 

また、共通テストから二次試験を受けて大学に合格、という国公立の一般的なルート以外の方法も最近は増えています。

去年度の呉市の家庭教師の白井の経験に即していえば、高知大学の総合型選抜は、非常に大きな経験でした。

総合型選抜は、一般入試とは全く異なる対策が必要になることもあります。

例えば、グループディスカッションや面接、その他特殊な入試への対策です。

 

こうした対策ができる家庭教師や塾というのはそこまでないと思うので、よく探して検討することが重要でしょう。

総括:合格を目指して

2学期は、春の合格を目指すために非常に重要な、仕上げの時期だといえます。

そのため、呉市の家庭教師の白井としては、生徒さんの夢や目標を支援するために、全力で応援します。

 

また、受験生ではない生徒様についても、安心して学校生活を送れるように、必要な支援をしていきます。

では、また頑張りましょう!