1対1指導や家庭教師との「協働」について
最近、呉市の家庭教師の白井は、満員に近いにもかかわらず、多くのお問い合わせをいただいており、教師(白井)としては、とてもありがたい限りです。
この度は、1対1の個別指導(塾)、家庭教師サービスとして、「こういうお客様だと、結果が出やすい」と日ごろ感じていることや、お申込み・お問い合わせいただく場合においては、「(教育サービスって)こんなもの」だと予めご存じであったなら、よりスムーズにサービスをご提供できるということを、項目別に書こうと思います。
①教育サービスのハードルはサービス形態によって異なる
教育サービス(学習塾など)の中には、入塾テストを課す場合もあり、入塾を許可する生徒さんを絞り込んでいる場合もあります。
呉市の家庭教師の白井は、入塾テストはしていませんが、その前の体験授業と面談において、生徒さんやご家庭について、できるだけ理解するようにしております。
どういう点に注目しているかは、教育サービスごとに違いはある(「学力」なのか「適性」「相性」なのか)ものの、自分の性格や学習スタイルに合わない教育サービスは、お互いにとって生産的とは言えません。
したがって、そういうミスマッチを防ぐという意味があるのです。
補足:呉市の家庭教師の白井が重視している観点
呉市の家庭教師の白井の場合、基本的にはどのような状況、状態の生徒さんであっても対応しておりますが、あえて言うならば、次のような条件を生徒さんには求めております。
まず、「正直」であることです。
これは、「恥ずかしがり屋」とか「内気」であることについて言っているのではなく、とてもシンプルに「うそを言わないこと」を意味します。
つまり、学校でテストがあったのかどうか、その結果はどういうものだったのか、ということを、できるだけ事実に基づいて教えていただける、ということです。
逆に、ここで実際の状況と違う点数などを言われた場合、教師としても意味のあるサービスを提供するのが難しくなってしまいます。
そのため、すべての生徒さんに対して「正直であること」を求めている、とは言えます。
しかし、逆に言えば「正直」で、また「素直」であれば、成績を改善するチャネルは、どこかにはあるといえ、そのため教師(白井)としては、できるだけ生徒さんの実際の姿を観察し、分析するようにしております。
②宿題をどれくらいやっていただけるか
基本的に、家庭教師は週2回くらいがベースであり、週3とか4とかいうのは、結構まれなケースだと思います。
そのため、生徒さんの状況を見ながら宿題を課すということも、必要になります。
※もちろん、学校の課題の量や生徒さんの学力などを考えて、家庭教師の宿題の内容やレベルを調整する必要はあります。
宿題をやっていただくパターンとしては、次の2通りくらいが考えられます。
1つは、自分で自発的に時間を見つけて、宿題をやっていただくというパターンです。
一部のお客様は、スタート時点からこれができる場合もあり、そういう場合にはもっとやる気が出るように、教師の方で動機付けを行っております。
ただし、最初から1人で宿題が自発的にできる、という生徒さんはそこまでおりません。
そこで、もう1つのパターンとして、ご家庭で協力されながら宿題をやっていただく、というものがあります。
教師は、ご家庭における学習環境、学習支援環境をとても重視しており、たとえ保護者の方が直接勉強を教えるということをされない場合であっても、声かけの仕方や、やる気の維持管理については、できるだけ介入するようにしております。
家庭教師(個別指導)の成否は、この宿題をやっていただく環境が作れるか否か(要するに、自分で学力をつけられる環境ができているか)にかかっているともいえるため、たとえ現時点ではそれが難しかったとしても、将来的にはできるようになりたい、というビジョンを持つことは、重要です。
補足:呉市の家庭教師の白井の取り組み
私(家庭教師の白井)が行っている具体的な取り組みとしては、下記のものがあります。
- 年間受験戦略(スケジュール)を作成し、それを教師・ご家庭・生徒さんで共有すること
- (週2回以上ある場合において)1週間分の宿題をあえて出して、途中経過を観察すること
- 保護者の方との面談を密に行い、また必要に応じて保護者の方に対して教師が生徒さんへの接し方、教え方を授業すること
生徒さんの性格や学習スタイルによって、ベストな家庭環境というのは、若干異なりますが、いずれにしても、教師・ご家庭・生徒さんの3者が同じ方向を向いて頑張るということがとても重要です。
そのため、教師としては生徒さんやご家庭とも情報共有をしっかり行って、良い学習の雰囲気づくりを行うようにしております。
総括:学習の1つの目的は自己理解・他者理解にある
家庭教師や1対1の個別指導(家庭教師の白井)の1つの強みとしては、学習や勉強の内容そのものに加えて、学習環境に介入できることにある、と思っています。
学習環境を改善し、自分でいろいろなものを吸収し、習得できるようにするためには、まずそれを妨げている要因を正確に理解したうえで、1つ1つに丁寧に対処していく必要があります。
そして、そのためには単に教師がしっかり観察するだけではなくて、それをご家庭と共有したうえで、ご家庭や生徒さんのご協力を引きだす必要も出てきます。
つまり、この意味において、教育サービスというのは「協働」だともいえるのです。
呉市の家庭教師の白井としては、これからも(これまで以上に)、こうしたある種のメタ的な要素にも力を入れ、唯一無二の呉市の教育サービスとなれるよう尽力してまいります。