はじめに:相性・適性の重要性
学習塾・家庭教師のように、人が介在する関係において重要なのは、ご家庭(生徒さま・保護者さま)と教師との相性・適性です。
そもそも人は、自分の信じている人の言うことしか聞きませんし、耳に入って頭の中で咀嚼することもまたできません。
これは経験のある人のいらっしゃるのではないでしょうか。
私もそうです。
例えば、学校の授業や学習塾・予備校などの授業においても、「この先生はどうも好きになれないな」などといった個人的な感情が、その先生の言っていることの理解を妨げるということは往々にしてあります。
そして、このような相性・適性ということは、呉市の家庭教師の白井のような1対1指導を前提とする学習塾・家庭教師においてはよりいっそう重要になります。
生徒さまが頑張るだけでも、保護者さまだけが頑張るだけでも、あるいは教師だけが頑張るだけでも、なかなか成果というものは出てきません。
生徒さまと保護者さま、そして教師の3者が同じ方向を向いて、それぞれお互いを思いやって尊重しながら努力するということが重要なのです。
以上、一般論になります。
以下では、各論として「このような状況なら成功しやすい」という例と、逆に「このような状況であれば、あまりお力になれない(逆効果かもしれない)」という話をします。
1対1指導や家庭教師が向いている場合
学力・学習面
まず、学力・学習面としてどのような学力層の方、またどのような学習傾向の方に1対1指導や家庭教師が向いているか、ということをご紹介します。
学力面では、いわゆる成績が学年平均よりもやや下の方と、その反対に学年平均よりも相当に上位の方の指導に対して、1対1指導や家庭教師が向いています。
つまり、成績でいう中堅層が省かれています。
もちろん、成績中堅層を1対1指導や家庭教師により伸ばして、さらに上位層にするということもできるのですが、同じような成果は集団塾や学習動画配信サービス(スタディサプリでもよいですし、YouTubeの勉強系動画でもよいでしょう)でも達成することができるでしょう。なぜならば、これくらいのレベル帯の人は「授業内容が分かりやすい」というだけで、大きく伸びる可能性が高いため、集団塾や動画授業の先生の授業が分かりやすければ、それだけで成績を伸ばせる可能性があります。
一方で、成績下位や成績最上位層の場合は1対1指導や家庭教師が向いていることも多いです。
まず成績が5段階でいう、2などがメインでなかなか3が取れない、という方の場合には、単に「授業が分かりやすい」というだけでは、成績が改善できないことも多いでしょう。
それにはいろいろな要因がありますが、①学習習慣や②理解力(≒国語力)、③表現力(≒国語力)、④管理能力(≒提出物)など狭義の「学力」以外が足を引っ張っていることが多いからです。
ここでいう学力は集団授業におけるわかりやすい授業のように、コンテンツだけでなんとかできることもありますが、先ほど挙げた①~④の力は対面かつ、信頼できる人間関係がなければ(あるいは、あっても)なかなか改善できないものです。
また成績が最上位層付近で、学校の授業が簡単すぎて目標達成に資さない場合(例えば医学部医学科を受験される、など)には、1対1指導や家庭教師が別の意味で向いているでしょう。
こうした場合には、学校の授業では拾いきれない細かい点をチューニングしていく必要がある場合が多く、生徒さまや保護者の方との連携を通じて、学校とはまた違うカリキュラムやサポートを考えていく必要があります。
| 呉市の家庭教師の白井としての取り組み |
| 国語力がすべての科目の基礎となると考えていることもあり、とりわけ初期の段階においては国語力のチェックと向上を考えます。そのために国語教材を使用して読解力や記述力、語彙力等を高めることも試みますが、別に教材は国語でなくても国語力を鍛えることはできます。重要なのは、教科書や参考書・問題集が言いたいことを理解して、自分で表現できるようになることです。
また、こうした直接的な学力面以外であっても、提出物や授業態度など成績に影響する要素は多くあります。こうした要素は、もちろん第一には本人の考え方や行動なのですが、これらに影響を与えるには保護者の方や教師との信頼関係も重要です。そのため、呉市の家庭教師の白井としては3者面談(2者面談でも可)をできるだけ実施したり、生徒さまや保護者の方に学習計画(週間、月間など)を作成したりして共有するなどの試みを行っています。 |
性格面
性格面での相性・適性もとても重要です。
一般的に1対1指導や家庭教師を依頼される生徒さんは、内向的な方が多い印象ですが、一口に内向的といっても適切な接し方、相性の良い人というのは結構異なります。例えば、やる気・モチベーションの出し方についても、ネガティブ志向になりやすい人の場合は、そういう芽にできるだけ早く対応することが重要ですし、あるいは周りがハイテンションで元気を盛り上げていくと効果が出やすい人もいるでしょう。また、心理的な特性(例えば発達障害など)によって、接し方に特別な配慮が必要な場合も考えられます。
もちろんあらゆる場合、生徒さんの特性に対処できることが理想ですが、向き不向きがあるのも事実であり、そのことを契約締結前段階などできるだけ早い段階で気が付いて、適切な先生をあてがうことが必要です。
| 私の性格・人間について |
| 私は、小中高大と勉強は比較的できたほうでした。
例えば、九州大模試(河合塾)では、(私の記憶によれば)全国20位(現役10位)で、合格ラインからはかなり余裕があり、本番の九州大二次試験の英語では3回見直してから仮眠してさらに起きてからもう1回見直しをしても時間が余った、という感じでした。また、九州大法学部入学後も何回か論文試験の答案が成績優秀者ということでコピーが学生全員に配られたり、教授の部屋に呼ばれて話したりしたこともありますし、卒業時は学生総代候補だった(学部上位10位以内ということでした)そうです。 ただ、学業以外は正直苦手なところもあり、とりわけ情緒的なところを心で理解したり、対応したりするのはとても大変でした(今でもある程度はそうです)。 それだけに、自分自身の適性や特徴をなるべく生かせるところはないかといろいろ悩み、考えた結果が今の呉市の家庭教師の白井という形です。 私の例は多少極端ですが、そもそもあらゆる能力が100点満点である必要はないと最近は考えており、何らかの分野で秀でたものや他の人には劣らないものがあるならば、そこで勝負すればよいと思っています。 こうしたことから、生徒さんの何らかの可能性のうちの一つが学業(のうちのなにかの科目、分野)であるならば、そのサポートができたら、と思っています。 |
以上を踏まえて、より指導に直接関係がある内容について私から見た私の指導の特徴について列挙します。
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1対1指導や家庭教師でなくてもよい場合
上記のように、1対1指導や家庭教師に向いているという場合もある一方で、こうしたサービスでなくてもよい場合も考えられます。
例えば、次の条件を満たしていればその可能性が高いです。
- 自分で予習・授業(学校)・復習のサイクルを回せる(学校で質問して疑問を解決できる、ほかに調べる手段がある、など)
- 提出物や授業態度など、成績に影響する他の要素も自分で管理して、こなしていける
- 進路や受験に関する情報を自分で入手でき、整理でき、決断できる(または、そうしたサポートを学校やご家庭が十分行えている)
上記のような場合には、集団塾でより分かりやすい授業を聞いたり、あるいはスタディサプリなどをはじめとした授業動画を視聴して添付の課題をやってみたりするなどすれば、成績はかなり伸びます。
もちろん1対1指導や家庭教師でも伸びますが、コスト面などを考えると上記のサービスのほうがよいと思います。
総括:各自に適したサービス「適材適所」が重要
以上のように、1対1指導や家庭教師は極めて個別具体的なサービスであり、これらを利用するにあたっては、契約書など諸条件をよく把握するとともに、教師や担当者などの人間関係も踏まえて、これら人間関係がご家庭にとって合理的かどうかということをよく考えて、判断されることをお勧めします。
もちろん、呉市の家庭教師の白井は営利のサービス業ですから、より多くのお客様を求めたいという気持ちもあるのですが、同時に相互にとって合理的である環境でサポートを行いたいという気持ちもあります。
そのため、これからも相性・適性を考えて、1対1指導や家庭教師のあるべき形を追求していきたいです。