11月:期末試験や英検2次試験

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11月も半ばになりました。

英検は1次試験の結果が発表され(4,5級は合格発表)、2次試験の対策をしているところです。

また、学校では2学期期末試験に向けて、という時期になっています。

呉市の家庭教師の白井としても、英検合格は受験において重要な要素だと考えており、また定期テスト対策も同様に考えています。

英検2次試験の対策について

今回は、3級の2次試験対策を行っています。

英検3級(そして準2級くらいまで)は、面接は結構簡単です。

※逆に言うと、それより上の級だと大変になりますが。

他方で、3級を受ける人にとっては、面接試験はおそらく初めての経験であるため、「慣れる」ことが重要になります。

そのため、入退室なども含めて、面接のシミュレーションを繰り返し行っています。

英検3級の質問と応答について

英検3級の質問と応答は、ほぼ型が決まっています。

とりわけ、第1問は、”Why~?”という理由を尋ねる疑問文であることが最近多いため、問題カードの”so”に注目して、因果関係を言っている部分から答えを抜き出す、というやり方が有効です。

※もちろん、理由なので”Because”をつけます。

また、問題カードを用いない、第4問については、質問文の構文を再利用することが有効です。

例えば、”あなたはいつも何時に起きますか?”という質問があった場合は、”私はいつも〇時に起きます。”というように、答えることができます。

いずれにしても、重要なのは質問の内容を正しく聞き取ることです。

また、聞き取れなかった場合には”Pardon?”をはじめとした、聞き直す表現を練習しておくことも重要です。

期末テスト対策(2学期)について

2学期期末テストが迫っています。

ここで、良い点数を獲得しておけば、2学期の評定や、1年間を通しての評定にとって、非常に有利な状況になります。

とりわけ、中学3年生の生徒さんにとっては、受験の合否にも影響する非常に重要な試験となります。

※広島県の公立高校入試では、3年時の成績が(1年、2年と比較して)3倍のウェイトがかけられて評価されます。

テストの勉強法には、個人差や向き不向きなどもありますが、明らかなこととしては、次のことが重要です。

  • テストがどこから出題されるのかを把握しておくこと:例えば、授業プリントや学校指定のワークなどから出題する先生には要注意
  • 課題は「やること」が目的ではなく、「できるようになること」が重要である:1回やって満足するのではなく、できなかった問題をできるようになるまでやってみること

もちろん、塾用教材や市販のワークなどをやってみることにも意味はありますが、その学校のテストの出題傾向などを踏まえて学習したほうが効率的ですし、また、自分自身の弱点を補強しようという姿勢で学習することもまた、重要なのです。

呉市の中学校のテストと塾用教材

私が現在教えている生徒さんの中学校(呉市)に関しては、結構、学校教材やプリントなどから出題される、あるいは出題することを明言している先生が多いです。

そのため、全国の中学校のテストを分析して作られている塾用教材や市販教材などを利用するよりも、学校教材を「やりこんだ」ほうが、テストの結果につながるのでは、と最近思っています。

もちろん、家庭教師(や塾)を活用するメリットとして、ほかの方は利用するのは難しい塾用教材などを購入してやるというのも、一つのやり方ではあるとは思います。

しかし、テストで得点し、結果を出す、ということに繋げ、生徒さんに達成感を得てもらうためには、追加でそうした教材を増やすのではなくて、今手元にあるものを最大限活用するという精神もまた重要ではないかと思います。

※学習環境を改善することも重要だけれども、他方で環境にあれこれ文句を言わず、今あるものでベストを尽くすということ。

ノートにまとめることの意味と活用法

私の(呉市の家庭教師の白井の)生徒さんの中には、自分の理解していることをノートにまとめて、それを振り替えることで、試験対策を行っている方がいます。

私は、ノートにまとめる、ということは非常に有効であると思っている一方で、ノートにまとめること自体が目的になってしまって、結局テストではノートにまとめた内容を生かしきれなかった、ということにならないように、気を付けて指導しています。

具体的には、ノートにまとめる場合には、必ずのちのち赤シートを使用することを考えて、色分けをするようにしています。そして、ノートにまとめた後は、そのノートの内容を、赤シートで隠したり、または全く見ない状態で、いえるかどうかを試しています。

実際、ノートにまとめるという作業は、自分の頭の中にある知識を階層化、体系化するうえで非常に役に立つ手法だと思っていますので、そうした技術を中学生のうちに身に着けてもらいたい(そして、高校では自立して学習できるようになってほしい)と思っています。

総括:12月に向けて

中学3年生にとっては、いよいよ高校受験が間近に迫ってきました。

しかし、まだ直前期ともいえないので、微妙な時期ではあります。

こういう時期には、過去問などをやって、自分の弱点を発見し、それを手元の問題集を活用して、補強するという地道な作業が重要になります。

呉市の家庭教師の白井は、教材なども提供しますが、それ以上に学習方法や環境などについて、改善できるように介入しています。

まずは、直近に迫った、英検2次試験や、期末テストなどを活用して、自分に向いている学習方法を発見、習熟してもらい、これらの結果を反省しながら、次の試験、受験に向けての対策を行っていこうと考えています。

また、これからの時期は、受験に関する情報提供なども重要になってきますので、そのあたりも、適宜資料を作成して、ご家庭にご提供していこうと思っています。